先日、テレビで拝見した 加藤茶さんの“終活”の話が、妙に心に残りました。
「人生の最後をどう迎えるか」という、加藤茶さんらしい、でも実にプロフェッショナルな“終活”です。
その中で語られていたのが、
「最後は、棺の中で鼻に手を当てて“かとちゃんぺ”をしながら見送ってほしい」
という一言。
思わず笑ってしまいましたが、同時に深い尊敬の念が湧きました。
普通なら、年齢を重ねれば
「もういいだろう」
そう思っても不思議ではありません。
それでも加藤茶さんは、
最後の瞬間まで“加藤茶”であり続けることを選んでいる。
笑いを届けてきた人間として、
最後まで笑いで締める。
これほど一貫した仕事観があるでしょうか。
仕事とは、肩書きや報酬だけではなく、
「どう始め、どう終えるか」まで含めて仕事なのだ
そんなことを、静かに教えられた気がします。
華やかに見える世界でも、
地味で、長く、積み重ねの連続だったはずです。
それを10年、20年、50年と続けた人だからこそ、
最後の見送られ方まで自分でデザインできる。
笑いながら、でも背筋は伸びる。
そんな気持ちになりました。
私たちの仕事も同じかもしれません。
それができた人だけが、
「よくやったな」と笑って見送ってもらえるのだと思います。
できれば私も、
「この人、最後まで自分の仕事をしてたな」
そう言ってもらえるよう、
日々の仕事をきちんとやろうと思います。
