横浜にある和菓子屋さんからのDMだった。
私が以前Instagramに投稿した『茶道全体の年齢層が逆ピラミッドになっている。焦っている。』
という内容に、共感をもっていただいたみたいだ。
DMでは『茶道あっての和菓子だと思っています。私達の顧客は8割が茶道の先生で年齢層が高く、お茶会の減少。辞めていく先生もいる。今は大丈夫だが、今後が不安です。同世代の茶道の先生の声を聞かせてください。良かったらお店に遊びに来てください。』
という内容でした。
私なんかの投稿に興味を抱いてくれて、直接DMまでいただき、素直に嬉しかった。
同世代で和菓子屋さんを経営してる知り合いもいないし。
なにより茶道あっての和菓子です。なんて言う台詞が私の心にかなり響いてしまったのだ。
横浜だったら近いし、僕はすぐに
『明日伺わせていただきます!』
と返事を出し、向こうもOKと言う事で話はまとまった。
当日、最寄り駅に着いて住所をチェック。
タクシーに乗り込み。
いざ。
ん?
こんな住宅街に和菓子屋さんなんてあるのか?なんて考えてたら、ありました。ありました。
おっ?
いい感じの雰囲気でてるなー。
これは入る前からワクワクです。
私『はじめまして』
奥様『ようこそ!遠くからわざわざありがとうございます!』
めっちゃくちゃ明るくて元気のいい人だー!
これは1日楽しくなりそうだ!
よく見るとショーケースの半分が上生菓子!
上生菓子の種類が豊富なお店だなー。
どれも美味しそう。
お店の作りもモダンな感じで、新しい風が吹いてる和菓子屋さんだ。
ご主人にも挨拶を済ませ、さて、和菓子屋の実態にせまりますか!!
しかし2人とも若いな。
和菓子屋さんのオーナーでここまで若い方がいらっしゃるなんて。不思議な感覚。
いや、喜ばしい事です!
準備はOK!
お菓子を食べながらスタート。
因みにお菓子絶品です。。
当日奥様にはたくさんの私の質問に答ていただきました。
なんで和菓子屋さんなの?
場所悪くないですか?笑
実際儲かってるの?笑
など。
これはまたUPするとして。
はじめましてから1時間。
ダメ元でご主人に
『作ってる場所、裏を見せてください!』
と聞いて見た。
内心かなりドキドキしたのを覚えています。笑
職人さんはやはり頑固なイメージあるし、初対面の俺みたいな奴に裏方まで見せるわけないじゃん。断られるよなー流石に。
ただね、折角だから見たいという欲望を抑えきれなかったのよ。
変な空気にならないように、断られたら、次の内容考えておこうなんて思ってたら
あっさりと
ご主人『いいよ。汚いけど』
ありがとうございます。
では早速。
裏には餅つき機や、蒸し器、型などがあり、がっつりと拝見させていただきました。
和菓子の本もたくさんありました。
常に勉強してるんだなーー。
ご主人は型を集めるのが趣味みたいでたくさんお持ちでした。
この型なんですがひとつ◯万円以上する、とっても高価なものなんです!
写真以外にもまだまだたくさんありました。
和菓子屋さん恐るべし。。
いや、ご主人恐るべし。。
この型を作る職人は日本に5人しかいないんだよと教えていただきました。
ビックリ。
すると、ご主人いきなり冷蔵庫をあけ、箱を出して来ました。
ん?なんだ?
ご主人『もし良かったら、作ってみる?』
私 『いいんですか?』
ご主人『今後のうんちくに使えるよ!』
私 『ありがとうございます!』
奥様 『写真撮ってあげますね!』
私 『是非!』
さてさて私だって器用な茶道家で通ってますからね。大嘘。
お菓子の1つや2つかんた。。。
かんたん?
ん?
んーー!!!?
ご主人に和菓子作りのポイントはと質問したところ。
ご主人『まず手を常に冷やす事が大切です。和菓子も鮮度があります。なるべく触らずに素早く作る事を心がけています。』
私『ちなみに1個はどれくらいの時間がかかるのでしょうか?』
ご主人『物にもよるけど1分くらいかな。』
私『すごいなー。もっと時間かかると思っていました。』
ご主人は常に手を冷やしてのが印象的でした。
いや。初めてにしては上出来まであります。笑
ご主人『次は難しいよ』
私『よろしくお願い致します。(なんて熱心な人なんだろう。ありがたい。)』
さっきの100倍難しいでーす!!
でも私、超楽しいでーす!!
超難関です。
均等に模様を入れていく作業なんですがとっても難しい。
これがプロとアマの差です。
ご主人もキレイに出来るまで4年と言う月日を過ごしたようです。
ご主人『ちなみにまだまだ本気だしてないからね。笑』
私『ちくしょー!!笑』
楽しい時間はあっと言う間に過ぎて行きました。
このどら焼き。
僕が今まで食べてきたどら焼き史上NO1です。
超モチモチの皮に濃厚なあんこ。
美味しかったー。
最後に。
上生菓子に特化したお店があるなんて、正直ビックリしました。
常に10種は用意してありました。
若い職人だからと言って、ナメたらいけません!
和菓子はどれも美味しかったです。
次回の私のお茶会に使いたいくらいです!
店内はポップな作りで、BGMは洋楽だったり。
丹野ご夫妻はとてもお話上手な方で居心地がとっても良かったです。
女子高生が帰りにふらっと寄って、和菓子を買って帰るんですよーなんて、奥様がおっしゃってましたが、理由がわかります!
奥様はとっても明るくて元気!
地域の方々に愛されてるのが目に見えました。
本当はもっとたくさんお話をさせてもらったので文字にしたいのですが、また次回に。
茶道が盛り上がれば和菓子も盛り上がる!!
和菓子が流行れば茶道にも興味を持ってもらえる!!
たくさんの刺激を丹野夫妻にはいただきました!!
本日は貴重なお時間ありがとうございました!
このような突撃取材は初めての試みだったが思った以上に楽しかった。
定期的に茶道に関係がある仕事をしてる人の声を聞ききたいな。
〒236-0042
神奈川県横浜市金沢区釜利谷東7丁目9−32
京浜急行 『金沢文庫』駅から徒歩20分
営業時間
9時〜17時
月曜定休
店主 丹野 耕太
神奈川県横須賀出身。
横須賀の某超有名和菓子店で工場長を務め、3年前に独立。
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