今朝は東京大学医学部救急医医学分野教授・矢作直樹さんの
著書よりご紹介します。
「目には見えないものには敏感に。
世の中のせわしさには鈍感に。 」
すべての評価は誰かの思い込みにすぎないから、それを気にしてストレスをためることほどおろかなことはない。
人生は、鈍感なくらいのほうが快適に過ごせます。
亡くなった母の口ぐせも「あなたはあなた、人のことを気にするな」。鈍感なくらいでちょうどいいし、周囲に振り回されるなということを意味します。
今だから言いますが、私は幼い頃から目立つことが嫌いでした。何でも人と同じが良かったし、目立たぬように生きることが普通だと思っていました。
しかし、母は「あなたがいいと思ったことで、それが人さまに迷惑をかけないのなら、周りを気にせずにやれ」と言いました。言いたいこと、やりたいことを思った通りに実行するようになったのも、その言葉のおかげです。
では、すべてにおいて鈍感だったらいいのかと言えば、そうではなく、私たちに普段見ないもの、人とのご縁、霊性、おかげさま、お互いさま等のエネルギーに対しては、逆に敏感になることが必要です。
目には見えないからこそ、そういうものが自分の周囲に存在するのだという意識が必要なのです。ここは鈍感になってはいけません。
意識レベルを高めるには、二つのスタイルが重要だと思います。
「おかげさまで生きる」
矢作直樹さん
幻冬舎より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます