人差し指切断事件(前編) | 北川祐介 official blog powered by ameba

人差し指切断事件(前編)

※ このブログにはグロテスクな表現が含まれています。





それは高校2年生の夏のことでした。




中学・高校1年生まで愛知県の中でも無名な僕でしたが、2年生になったあたりからバレーが上達し始めてきてました。



そして、高2で愛知選抜に選ばれました。



その時の僕は少し天狗になっていたと思います。



その後の人生も僕は活躍すると天狗になってしまう時期があるのですが、
そういう時期に、バレーの神様は必ず僕に天罰を下します。





愛知選抜の合宿が沖縄であって、帰ってきて次の日はOFFということで、名電のバレー部の友人たちとボーリングに行きました。



そこで僕に天罰が下りました。




ボーリングがスタートしてまだ間もない僕の第一投。



そこのボーリング場はスコアの出るテレビが天井から吊るされていたんですが、
その吊るしてあるテレビの角に、僕の投げる時の振りかぶった手が当たってしまいました。






言っている意味がわかりますかね?





背の高く、手の長い僕は、投げようとしてモーションをおこして、振りかぶったら上のテレビにあたってしまったんですよ。




そしてボーリングって、親指と中指と薬指の3本を穴に入れて投げますよね。



人差し指と小指は穴に入ってなく、ボールに添えているわけです。




その人差し指が、テレビにぶつけた時に、テレビの角とボーリングの玉に挟まれてしまいました。







テレビに当たった瞬間、



「イタッ!!青あざになったかな?」



くらいで、まったく痛くありませんでした。






ですので、テレビに当たっても、そのままのモーションで投げきりました。



確かその時ピンは7本ぐらい倒したかな。



「あ~、7本か~。」



と普通に思い、その後すぐに



「そういえば人差し指が何かに当たったな」



と気が付き、青あざになっているだろうと思われる箇所を見てみました。







そしたら・・・。






青あざどころか、第一関節の少し下あたりから、指が存在してませんでした。



輪切りに骨の断面がしっかり見えています。



「えっ!?」



と、振り返って下を見てみたら、



第一関節を含む3センチほどの長さの僕の指が、




床に落ちてました。









つづく・・・