かつて数学者バートランド・ラッセルは、こう問いかけた。
帰宅部は基本的に架空の部活動であり、実際には存在しない。
しかし、「部」と付いている以上は、部活の括りに入らないとは言えない。
そこに矛盾がある。
数学者ゴットロープ・フレーゲの算術の基本法則の矛盾点。
「ラッセルのパラドックス」である。
『帰宅部は部活となりうるか?』
あなたの答えはどうだろう。
このグレーゾーンを認めるか否かは、ラッセルや俺が決めることではない。
帰宅部というあやふやなものを、どうとらえるかはあなた次第なのだ。
俺は今日から帰宅部になった。
そこで俺は、以前いた部活の習慣を引き継ごうと思う。
部誌。
俺がこの部活動を通して起こったこと思ったことを、この部誌に書き綴っていく。
『帰宅部は部活となりうるか?』
ここから見出される何かが、きっと結論を出してくれるだろう。
