カントリーの中心地,ナッシュヴィルからやってきた
おっさん3人組みのメロディアスなポップソングを
聞かせる,カントリーバンド。
といことになっていますが,Rockっ子の私めには
どこが,カントリーなのか全く判りません。
ま,そんなことは全く関係なく,このバンドは凄いのです。
あまり歌い上げる分けで無いが,美しいメロディーを奏でる
素晴らしいバンドです。多少抑えた感じのリードボーカルが
落ち着いた大人の貫禄を感じます。(歌詞はまったく大人の
貫禄を感じない,失恋を引きずっためめしい内容ばかりですが
これは,古今東西,時代の新旧を問わずどこの世界でも
共通なので問題なし。そもそも歌の歌詞には1mmの興味も
ありません,感動する文長を読みたければ,感動できる本を
読めばよいことです。感動できる詩集を読めばよいのです。
音楽的には,ポップはAORといった感じでしょうか,日本で
それほど知名度が無いのが不思議なくらい,心の琴線に
触れてきます。ルックスが問題なのでしょう。日本の
音楽マーケットで成功するためには,ルックスが良いことが
必須条件なため仕方ありませんが。ただルックスが人並み
なだけで,この音楽が多くの人の耳に入らないことは残念で
なりません。カントリーといわれていますが,本国からも
ポップすぎて,カントリーじゃないと批判される位ですので
身構えることなく,非常に聞きやすいポップアルバムに
仕上がってます。是非,一聞をお勧めします。



