Windows7(x32)まではX-アプリ+SonicStage3.4を使ってMDを編集していたのだが、Windows10(x64)になるとNetMDのドライバーがインストールされなくなってしまった。
Windows7(x64)でX-アプリをインストールすると、以下の画面が現れる。
つまり、64bit用のドライバはインストーラー内に用意されてはいるが、Windows8以降のOSではフィルタリングによって上の画面は現れないようになっているようだ。
これまでは某非公式サイトから出所不明の64bitドライバーを入手して使っていたが、出所の明らかなものを使うべく試行錯誤の末、Windows10(x64)上でX-アプリのインストーラーから64bitドライバーを抽出する方法を見つけたので紹介する。(Windows11でも同じ)
①事前準備
・フリーの解凍ソフト「7-Zip」をインストールしておく。(自己解凍ファイル"~.exe"の展開に対応)
・Windowsのフォルダオプション設定で、隠しファイル・フォルダを見える化しておく。
・\Windows→\ユーザーフォルダ→\AppData→\Local→\Tempとたどり、Tempフォルダ内をできるだけ空にしておく。
(削除できないものは、そのままでもかまわない。)
②X-アプリのインストーラー「X-APPLICATION_S_V****.exe」を、7-Zipで展開する。
③展開したデータから \Common→\Driver→\setup.exeとたどり、"setup.exe"を実行すると、以下の画面が現れる。
このとき、①のTempフォルダー内に、長い英数字の名前のフォルダーが3個現れる。
その中のどれかに、「x-APPLICATION NetMD Driver for x64.msi」というファイルがあるので、コピーしてTemp以外の場所に保存する。
その後"Setup.exe"のインストール作業をキャンセルする。
(→ 先ほどの3個のフォルダはTempフォルダから消える。)
④ ③のmsiファイルを展開(または解凍)すると、「Data1.cab」というファイルが現れる。
→ Data1.cabを展開(または解凍)するとドライバーデータが現れるので、適当な場所に保存する。
その後、MDを接続し、デバイスマネージャー等からドライバーのインストールを行う。