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『いらっしゃいませ  

   お客様にお知らせいたします~』

勤め先の店内放送が  流れます

事務所に居たわたしは  耳を澄ましながら

その声を静かに  聞きました

それが  仲の良い同僚の最後の放送でした



彼女も私も  数ヵ月違いの途中入社

違う部署ではありましたが

お互いを励まし合いながら  働いてきました

プライベートを  ご一緒することもあり

その考え方や  行動力  そして勉強熱心な姿は

理想そのものでした



1ヶ月前  退職の話を聞き

とうとう  この日が来てしまいました

彼女は言いました

『10年後の自分の為の1歩を踏み出すの』と



笑顔で会社を後にした背中を見送り

寂しさが込み上げて来ました

支えあっていたなんて…嘘です

支えられていたんです

自分の車に乗り込む時には

涙がポロポロ…止まらなくて…

彼女に電話をしていました

心配した彼女が  お茶に付き合ってくれました




笑顔の彼女

涙の私

「ねぇ どこか山に行きましょ?」

『いいですよ』

雨上がりの今日

平地では夏日だったとか…?

ずっと行ってみたかった山

お供していただきました

椿大神社の奥の宮

それは入道ヶ岳




歩きながら  つもる話をしました

あの時  あぁだったよね

そうそう  そうだったね

すれ違うとき参拝登山の方から

必ずお参りをするよう  進められた石の宮




富士山と同じ神様がいらっしゃるとか…

登山の無事を祈り




木陰に助けられながら  歩いていきます



前回の伊吹山登山で  しばらくお山から

離れようかと思っていたわたしは  気力だけで

登っていました

ビギナーの彼女が  先を歩き

『ここ危ないよ!』

『大丈夫?休憩する?』

ああ  貴女のこういうところに

わたしは  甘えていたんですね




沢伝いに登る道

カニさんを見つけて  はしゃぐふたり




笹の小道  空が開けて来ました

陽射しは  サンサン

暑くて  しんどい…  水分補給をしながら

もう少し  もう少し…







山頂到着

もう  展望が素晴らしくて

リュックを投げ出して  はしゃぐ×2










北を見れば 山頂に雪が残る能郷白山?

南は和歌山の山々

東は伊勢湾  知多半島  豊橋までの展望

彼女『連れてきてくれて ありがとう』

私「付き合ってくれて ありがとう」




下山中に見つけた 椿




椿は わたしの憧れ

咲いたまま花毎 ぽとりと散る

そんな  いさぎのよい  生き方をできたなら…







椿大神社で  参拝し




願いがかなうという 滝に手を合わせ

帰ってきました

彼女 『頑張ろうね!』彼女の口癖です


ありがとう

ありがとう(*´▽`*)

貴女もわたしも  まだまだ迷走中

頑張ろうね




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