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秋の長雨

少しでも 青空がのぞいたなら・・・

やっぱり歩きたくなります

お山  


だけど 晴れ間を待っているのは
私たち人だけではありません
ピーク付近

雨が上がり 気温が少し高くなると
ハチたちも活発になるようで
気がつけば足元に とても大きなスズメバチ!

慌てないように その場を離れようとします
いつも両手に持っているトレッキングポールを右手に2本 (ハチを刺激しないため)

左の靴紐の輪っかが足元の根っこの割れ目に引っ掛かる!!

あっ!転ぶ!!

ついたのは 左手首のはずが?!
ううん もう少し上をついた???
転んだ瞬間目に飛び込んできた左手は とにかく変な角度でした

いたぁー!!

もう他の言葉は浮かんできません
これって・・・まさか・・・
どんどん痛くなるばかり( 。゚Д゚。)

とりあえず首から下げてたタオルで左手を固定
そして  冷静になって 下山を決めました

でも 転ぶわけにはいかないので
いつもより 慎重に歩きます

足元は雨上がりでぬかるんでいます
痛い左腕 痛みを堪えて 脂汗がでます

指先の感覚を時々確かめると
親指大丈夫! 人差し指大丈夫!中指大丈夫!

薬指?? 小指??あまり動きません

焦りは第2の怪我のもと

何とか下山 
右手だけで 悪戦苦闘しながら靴を脱ぎます

近くの病院? いや とりあえずシップ?
自宅へ向かいながら 薬局に飛びこみ冷シップ
手首は変な膨らみをしています

片手運転も危ないので 心友Mちゃんへ電話
繋がりません

マイサンシャインにメール
応答なし

痛い!自分でも最悪を考えていました
と そこへMちゃんから電話
「どうしたん?」
『Mちゃん 助けて SOS!!』
すぐにMちゃんが向かってくれます

Mちゃん待ってるとこにマイサンシャインから電話
「ヤバイかもってメールはなに?どうしたの?」
『ごめんね  やっちゃったかもだよ
これから救急病院へMちゃんと向かうからまた後で連絡するね』

駆けつけてくれたMちゃん
顔みたら 涙が溢れました

とにかく病院へ

19時すぎの救急外来は少し混んでいます
マイサンシャインから『これからそっちに向かう』のメール
ああ ごめんね 
二人とも仕事で疲れてるのに(´ノω;`)

痛いより 申し訳なくて・・・
消えちゃいたいって思いました

やっと順番が来ました
外科のインターンのドクター?
「折れてます 多分 間違いなく!とりあえずレントゲン撮りましょう」

レントゲン室から帰るとドクターは「処置を上の先生に相談します」

一端待合室へ
そこにマイサンシャインが来ました
『どうなの?どこで何したの?』
顔を見たらポロポロっ( 。゚Д゚。)
どっちが 親なの?子なの?

もう一度診察へ
もうひとりのドクターがいました
「・・・ん~手術するか  それとも 麻酔してくっつける処置をするか・・・ん~
外科の更に上の先生に相談します」

えー?!どっち?
どっちも麻酔で眠らされる
マイサンシャインを呼んで良かった
家族の同意が必要です

21時過ぎだというのにMちゃんも
ずっとそばにいてくれます

さあどんなドクターが表れるの?
診察で待ちます

「大変お待たせしました! あっ どちらの山に?お天気良かったですか?ん~そうだなぁ 手術もいいけど 麻酔で眠ってもらって骨を元の位置に戻す処理にしますか!」

『先生 それって明日仕事に行けます?』

「まぁ 安静にしてほしいけど 行けますよ
処置の時 左腕の袖(服)切らないといけないかもだけど 高いでしょ?登山の服って 脱げますか?」

『先生も登山します?』
「しますよ(^-^) 好きですよ」

若いドクター 名前はT
 額に縫いあとがあります
お山で?とは聞けませんでしたが
何だか急に心強くなりました

登山は 趣味
怪我は 自己責任
仕事に支障をきたさない!
そのポリシーがこのドクターTのお陰で曲げずに済みそうです

麻酔をする前にリスクの説明
わたしの病歴からそのリスクが高いので ドクターTはスタッフを増やして処置しますと約束してくれました

術後 運転は絶対ダメと言われ
待ち時間に Mちゃんはわたしと今晩泊まれるホテルを探してくれていました

Mちゃんに『万が一の時はマイサンシャインを頼むね』
マイサンシャインには『結婚はしてね 家庭を持ちなさいね お経も戒名もいらないよ お線香嫌いだから 火葬の前に花を一輪手向けてね』

マイサンシャインから おでこに☆○(゜ο゜)oパンチをもらいました

さあ手術室へ
ちょっと緊張 うそうそ凄く緊張(>_<)
「まな板の上の鯉ですな!( ^ω^ )」とドクターT

『先生 質問!どこの山が1番好き?』
「蝶ヶ岳ですよ!年に1度は行きます
僕の学校の登山部は そこに行く研修があったんですよ  恩師のドクターが山小屋でドクターすることあって 逢いに行くんですよ 
いつか 行ってみてください   さあ そろそろ麻酔効いてきますょ また ぁと・・・・・・」
ドクターTの話に少しリラックス
目が回りはじめて目を閉じて・・・







左手を引っ張られているような・・・
「ぅん  ぃぃ感じだ  よし! ⚪⚪さん 終わりましたよ 聞こえてる!」
『ぁ はい!せんせぃ ありがとうございます
いつか 蝶ヶ岳行ってみたいです』

「( ^ω^ )あははは  指 全部動くよね?大丈夫!仕事できるよ
まぁ 年内は登山はダメだけどね」


ありがとうございましたm(_ _)m

マイサンシャインも安心した顔
「で?どこで転んだの?!山?」

こんなこといいながら先日もランタンと山非常食をプレゼントしてくれた良い理解者なんですよ


頭が上がりません

Mちゃん23時過ぎまで付き合ってくれて本当にありがとう(^-^)
軽いめまいと寒気(一時的な後遺症)はあるものの深夜マイサンシャイン宅へ連れて帰ってもらいました



これから紅葉が山をかけ降りてきます
低い山々 そして街路樹も紅葉します

登山できないのは とても寂しいですが
まずは骨折した腕を治さないとです


秋の長雨
いつまでも 降り続けません
雨も上がります

待ちましょうね


きっとそんな時間も
大事な 時間ですね



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