いくつの頃だったでしょう
ふと
思ったことがあります
人生って こういうもの
生きてる
それだけで 充分
ああ だけど
もし明日までの命だったら
わたしは 「生きているだけで充分」だと言えるだろうか・・・
幼い頃は
そんなことも思うこともなく
とてもしあわせだった
そう思ます
当たり前のように
朝が来て 夜が過ぎていった
1月末
スマホが教えてくれるの
ひとつき分の 移動距離
家事に 育児に 仕事にと
目まぐるしく過ごしたあの頃は
休みとなれば 外に行くことなど
考えもしなかった
この移動距離は
わたしの 意志そのもの
誰と どう過ごすのか
この施設ができたのは
ずっとあとのことだけど
行くはずだった 愛・地球博
父が倒れ、看病に明け暮れた日々
その間に博覧会は終わっていた
その記念公園に来れたこと
貴方と来れたこと
しあわせだと 思う
2月 はじまりの日に
琵琶湖へ
その雪も解けるようなあたたかい陽気の明神湖
ちょっと早起きの朝
遠くまでのドライブ
貴方を待ちながら
歩く楽しさ
花に 喜び
鳥に 笑い
風に 身を任せ
月に 君思う
わたしの 花鳥風月
奇跡のような時間
今 生きていて よかった




























