就業規則(規程)の中で、
「職務上知ることのできた機密情報や個人情報を漏らしてはならない」
というような条文があると思います。
私は大丈夫と思っていても、無意識のうちに漏らして、挙句の果て懲戒処分ってことも無きにしも非ず
。
無意識に漏らすってどんなこと
を3回に分けてお知らせします。
この機密情報や個人情報って、扱っている部署(総務や人事、経理など)にいるときは、意識しています。
でも、他の部や支店に異動になったり退職したら、しゃべりたくなるようです。
特に退職後、これも後に会社から訴えられる可能性がありますので、要注意
です。
会社によっては、採用時に「機密情報・個人情報に関する誓約書」を書かせます。
これには退職後のこともちゃんと明記されています。
☆会社を守るためには、こういう誓約書を作成されることをお勧めします。
(作成するのは総務部又は人事部ですよ!)
今回は、元社員さんへの個人情報漏えいの事例
です。
★総務部A子さんは、新人で電話の受付をまかされています。
ある日、昔社員だったBさんから電話がかかってきました。
Bさん 「もしもし、昔勤めていたBというものだ。そこに昔いたCさんと連絡が取りたいので電話番号を教えてほしい」
A子さん、本当にBさんは元社員か確かめなくてはと思い「Bさん、申し訳ございません。何年にご退職ですか?」
Bさん 「平成○年だ。わしを知らんのんか
」 とちょっと威圧的な返事です。
A子さん、すぐにパソコンで調べたら、元社員にBさんがいました。
心の中で、Bさん怖い・・・
。もしかしたらお偉いさんだったのかしら
と弱気になっています。
A子さん 「Bさん、お待たせしました。Cさんの電話番号ですね。こちらでわかるのはCさんの退職時の連絡先ですが、よろしいですか?」
とBさんに連絡先を知らせました。
A子さんはBさんが威圧的だったのと、元社員だから大丈夫と思って連絡先を教えてしまいました
。
これってNG
です。
まず、Bさんが本当に元社員かどうかは電話だけではわかりません。
いくら退職した年が一致していたとしても、電話では顔はわかりません。
Bさんになりすまし
かもしれないのです。
Cさんの連絡先を知りたがっている借金取り
かもしれません。
退職者の情報も個人情報です。
外部からは、知り合いだとか、同窓生だとか、いろんなことを言って聞いてきます。
教えたことによって、Cさんにもしかしたらとんでもない災難
がふってくるかもしれません。
絶対に教えないでください。
相手がどうしても教えてほしいと、困っている様子がわかったら (訃報の連絡をしたいというのもありました)
その人の電話番号を聞いてください。この事例でいうとBさんの電話番号です。
Bさんにこう答えます。
「Cさんにこちらから連絡を取ってみます。そしてCさんからBさんに連絡してもらいますので、その電話をお待ちください」と。
Cさんが亡くなっていたり、電話番号が変わってつながらなかったら、A子さんはBさんにちゃんとそのことを連絡してください。
こういう問い合わせがあった場合の対処法を総務部で決めて、全社に周知しておけば安心です。
全社員が統一した応対ができることが一番です![]()
この個人情報、実際に取引先の社名を騙って、社員の携帯番号(会社支給のもの)を聞かれたことがあります。
会社名、部署、名前まで名乗り、○○の件で連絡を取りたいと言われ、こちらは取引先なので信用してしまいました。
最初1名のみかと思っていたのが、次から次へと社員の名前を言われるので不審に思い、何名の方と連絡を取る必要があるのか聞いた途端、電話は切れてしまいました。
すぐにその会社へ電話し、確認をしたところ、そんな社員はいないし、こちらに電話をかけていませんでした
。
いくら取引先からの電話だとしても個人情報を聞かれたときは、要注意です。
やはり、こちらから折り返し電話をかけなおすべきだったと反省
した事例です。![]()
