アシエンダ・エル・モルテロⅡ
ひとしきり、お酒と料理がすすんだあたりで彼らが出てきた。唄うわ唄うわ。美空ひばりの河の流れのように などを演奏して私たちを驚かせたり。60代70代はここぞとばかり大張り切り、そういえば「ラテン音楽」が流行った時期に青春時代をすごしたのであろう、「シェリト・リンド」「ベサメ・ムーチョ」などなどまるで合唱するかのように左右に揺れながらみなさん歌っていた。(それを眺めていたわけ。)大合唱も一段落したら、楽団のおじさんの2人がペーパーであっという間にバラの花を作って、風船に挿して女性のみなさんに差し出した。おじさん1は、すごく高芯剣弁咲きの美しい。これぞバラ!というものを作っていたがおじさん2は、ぺったりとした低い形のバラ(杯状咲 き)を作って手渡した。こちらのテーブルは形のはっきりしない、おじさん2の作ったバラ。「ひょっとして内職で、家でホンコンフラワーなんか作っているのだろうか!」なんて思ってしまった。いらぬ心配である。