あれは、高校1年生の夏だった。




藍と親友Mは、授業が午前授業だと、大概街に行き、カラオケに行っていた。




そう。




暇だったのだ。




その日も、午前授業で終わり、バスに乗り、二人で学校であった馬鹿な話を永遠としていた。




すると、あるバス停から親友Mの地元の友達が乗ってきた。




なんだかんだ、話をしていて、降りるバス停になり、藍とMは、




「ばいばーい!」




とバスを降りた。




テンションが上がっていた私達は、いつもの通り手をつないで、




「やばいね。」




「今日は何歌う?」




などはなしながらカラオケへ向かった。




後日、その友達から親友Mにきたメールの話を聞いてビックリした。




レズだと思われていたのだ。





そんなわけも無く、私達は爆笑した。





テンション上がったり、嬉しかったり、楽しかったりしたら、手をつないだり、腕組んだり女の子同士でもするよね!?






藍はあまえんぼ将軍だ。
直ぐに寂しがる。
そして泣く。

藍が誰かの彼女になって家で遊んでいるときに、1番といっていいほど発する言葉は

ねぇー。抱っこちゃんしてー

だと思う。
藍は彼氏がいなかったことの方が少ない。
つまり
抱っこしてほしいときに抱っこしてくれる人がいなかったことがない。

藍が学校に疲れたりして、深夜に考え込んでたとき泣きながら、その当時の彼氏に電話した。

彼は慰めてくれて

俺に出来ることは?

と聞いてきたので

抱っこして。抱っこしにきて。

と言ったら本当に抱っこしにきてくれた。

藍の家は
「男(彼氏)は藍の家に入れるのは12時まで」
というルールがあるので、こっそーり家に入って、泣いてる藍を抱っこしてくれて、藍が寝るまで抱っこしてて、髪を撫でてくれて 、藍が寝たらこっそーり帰る。
ということをしてくれた。
プレゼントを買ってもらうのと同じくらい嬉しかった。

今藍は寂しい。
誰に抱っこしてもらおう…