ちょっとブログ書いたついで?に(^^)

今回の北海道行きは成田からの飛行機で行くのですが一昨年父が倒れて駆けつけようとしてた時が甦ってきました。

父が家で深夜倒れて、気がついた母が駆け寄るとろれつが回らず手足の痺れを訴えたので慌てて同居している私の妹を呼び救急車で病院へ…
脳出血ということで脳の腫れが引いてからとりあえず手術とかいう話だったと思うのですが母から連絡来たときは何を話したかはほとんど覚えておらずまず行くことに集中してたと思います。

父の意識は混濁しながらも母や妹と少し会話も出来ていたようで時間も経ってくると『腹減ったな~』と言ってたと。
そして札幌にいる私の息子も駆けつけ母たちと交代し手足のマッサージをしたりしてくれていたようだったのでとりあえず最終便でなんとか行こうと支度をしていました。

最寄り駅からまずは池袋へと向かう電車がまず遅延…
そして踏み切りの侵入により安全確認で遅延…
やっと池袋について山手線に乗り込んだのに電車は動かない…
え?電車の間隔調整で停車中…
やっと動き出したら次の駅で緊急停止ボタンを誰かが押したとかでまたそこでしばらく停車…
なんだかんだでやっと日暮里に着いて急いで京成線のホームに駆け上がると乗るはずの特急は行ってしまってて…
まだ旦那さんとしか電車に乗ったことがなかった私はそこからどれに乗ってどこで乗り換えるのかを旦那さんから連絡してもらいながら息子と連絡を取っていたらフッと病院にいる父の声が頭の中に聞こえてきて『ひとみは来なくていいよ✋無理しなくていいから』私は必死に『私が行くんだからお父さん待っててよ』と押し問答のように会話をしていました。
そうすると息子が落ち着いたから家に一旦戻ると言ってたのに急に心臓マッサージが始まったと…
私は父に『私が行くって言ってるのにお父さんダメだよ』と何度も言ってたのですが父は『もう苦しいやめてくれ』とばかり繰り返していて私がやっと成田空港についてカウンターに行くと乗るはずの飛行機は数分前に離陸してしまっていて呆然としていると息子から『心臓マッサージやめちゃったよ…』と。

なんで待っててくれなかったの!と。
父とはとても仲がよくて母には言えない内緒話もしてくれたりしてた父だったのに…と涙が溢れながら一旦家に戻って次の日の朝イチの飛行機でみんなで行くことにして帰りの電車を待っていると…
『おい、ひとみ、もう俺は自由に空も飛べるんだぞ』と空を泳いでみせる父の姿が…
私はすぐにギャグで私を笑わせようとする父の姿と今起きた父が亡くなったということで心がぐちゃぐちゃになっていたのに父はさらに『もう手も痛くないしどこでも行けるし』とさらに横泳ぎとかまで見せるんです。
そうしてちょうど息子から父のベッドサイドに私の娘や孫たちが父の顔を触ったりしてる姿をテレビ電話で送ってくると亡くなったばかりなのに父の顔か笑顔という…

そしてこの笑顔は納棺師さんたちの作業のときはもっと笑顔になってて納棺師さんたちもびっくりしてるという強者でした。

ほんとに来させないようにしたんだなぁ~とあとからいろんなことが府に落ちてわかったのですがこの時はまだ何がなんだかでしたがグリーフケアのきっかけにもなった一つでした。

まだまだ続く話ですが次回は…
はい、続けられるように( *´艸`)