みなさん、お待たせいたしました。
21年度隊が選ぶ木曽路の名水(おいしい水三選・水のある風景三選・伝説の水三選)を発表いたします。隊員が1年間で蓄えた水知識があ~だこ~だ飛び交う長い議論を重ね、やっと選定しました。
それではまず、おいしい水三選!
一つ目は木祖村味噌川ダム付近にある「ちから水」
味噌川ダム建設中の作業員が飲むと、力が湧いてきたということからこの名前になったとか。
二つ目は木曽町新開のスキー場跡地にひっそりと流れる「木曽駒冷水」
健康水として県内外から人気がある。
三つめは上松町荻原にある「和水」
上水道として用いられていた水源を風越山から3km引水して造った水場。
つづいて、水のある風景三選!
一つ目は大桑村の阿寺渓谷にある「牛が淵」
牛の姿に似ていることから名づけられた、阿寺渓谷随一の蒼く深い淵。
二つ目は南木曽町読書にある「桃介橋」
読書発電所の資材を運ぶために架けられた日本有数の木製吊り橋。
三つ目は王滝村の「新滝」
滝の裏側も見ることができる。冬には結氷して巨大な氷柱を造る。
最後に、伝説の水三選!
一つ目は木曽町日義にある「巴が淵」
竜神が化身して巴御前となって生まれたとする伝説が残る淵。
虹が!!
二つめは南木曽町読書にある「かぶと観音」
巴御前がなぎ払ったとされる「袖振りの松」造った水舟や、義仲の「腰掛石」がある。
三つ目は上松町にある「隠れ滝」
岩肌の切れ目にあり、見ることは困難。身を投げたお姫様を祀る祠がある。
以上、これが21年度隊が選ぶ木曽路の名水です。いずれも詳細記事は右の各水場をクリックしていただければ読むことができます。
約1年、6人の隊員で、道に迷ったり、山登りをしたり、転んだりと、名前は知っていても実際には行ったことがない所、名前もしらない所などたくさんの水場をアクティブに発掘してきました。が、まだまだ木曽路はこんなものではありません。これからも未知の木曽路を歩いて発掘し、また、このブログでも紹介していきます。
生活に欠かせない水場。観光資源の水場。伝説をもつ水場。今まで紹介してきた水場は、いずれも少し足を伸ばすことで、見ることができますので是非皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。若干難所もありますが…