今日は11月の第2日曜日。

 私は、木曽の地を離れて小諸市にやってきました。

 お目当ては農業大学校で開催される農大祭です。(毎年このタイミングで開催されています。)

 なんだ、名水でも木曽でもないのか、と仰る方もいらっしゃるでしょうが、ここには木曽の街興しのヒントとなる素材があるんです。

 そのお話はまたの機会にさせていただきますが、今日は例年よりもお客様が多い。

 こんな山の中にこんなに人がいる!

木曽路名水探検隊のブログ-会場遠景

 車を降りると、まずは歴史を感じさせる働き者のトラクター達がお出迎え。

木曽路名水探検隊のブログ-トラクター

 大勢の人々に圧倒されながら敷地に向かいます。

 早速、人ごみを掻き分けて何か買わねばなるまい。

 見ると、長蛇の列…

木曽路名水探検隊のブログ-黒豆に行列

 果樹、野菜、作物、花、加工品に加え、うどん、じゃがばたー、もつ煮などの模擬店もある中で、これは何の列だと思いますか?
 
 黒豆などの作物のブースなんです。黒豆は他県からもお買い求めにいらっしゃる人気の品。

 他にもコシヒカリ、青豆、小麦粉、そば粉などがあります。

 私はお土産にそば粉と小麦粉を購入。この小麦粉でうどんを打つとうまいんだ。

 続いて、正面玄関前のロータリーにまたまた長蛇の列を発見!

木曽路名水探検隊のブログ-餅に行列

 これは餅の無料配布を待つ方々の列。農大生が一所懸命餅をついてますよ。

木曽路名水探検隊のブログ-餅つき

 みなさん、楽しんでる。お孫さんを連れたおじいちゃんおばあちゃんの姿は微笑ましい。

 つきたての餅を食べたい気持ちもあったけど、ここはご家族連れに遠慮して買い物を続け、辛味大根(2本50円!)とサンふじを買って帰りました。

 本当は、葉物の野菜か、この地の名産、白土馬鈴薯(それもメークインじゃなくて男爵)を買いたかったのですが、時すでに遅し、いずれも売切れてしまいました。

 特に、粘土質の土壌で育てられた馬鈴薯は人気が高く、ジャガイモ焼酎を醸造している蔵元まであるんですよ。

 今日、最大の心残り…

 普段、公的な建物があるといっても、何をしている建物かよくわからない、というケースが多いと思いますが、手塩にかけて育てた農産物を地域の方々に楽しんでいただく、というのは、立派な地域貢献。

 とても大事なことなんだと思います。

 ただ、小諸キャンパスにある農学部(高卒者向け)と研修部(新規就農者向け)のうち、農学部は今年度一杯で松代キャンパスに統合されることが決まっています。

 来年は、こんなに大規模な行事はできないかも知れない。

 でも、何かしら、地域との交流をしていただきたいものです。

 農大は小諸になくてもいいよ、なんて言われたら悲しいですからね。

 この農大祭、来週15日は、場所を変えて松代キャンパスで「農大市」として開催されます。

 <長野県農業大学校 農大祭・農大市のページ

 小諸よりは規模も小さくなりますが、お近くの方はぜひいらしてみてください。(momo)


 おー、今日は牛だけじゃなくてヤギもいるぞ。

木曽路名水探検隊のブログ-牛 木曽路名水探検隊のブログ-ヤギ