寒くなりましたね。

そんな寒さの中、心がちょっと温まる、
というかパワーのわいてくる体験がありました。


手話カフェってご存知ですか?


耳のご不自由な方がやっている、注文などを筆談でする
カフェなのですが、先日偶然その手話カフェに行ってきました。


加齢とともに上がっていく体重と下がっていく体のお肉を
を何とかしようと、悲壮感漂いながら毎朝ジョギングしている私。
(最近は寒さにも負けています)


そのジョギング途中で見つけたとても魅力的な「カフェ」。


家の近所にひっそりとあり、車や自転車では多分見過ごして
しまうような、とっても控えめな佇まい。


営業日も「金土日」と、同じく控えめ。


興味はあれど、なかなか行く機会がなかったのですが、
おとといの日曜日、ようやく行くことができました。


店内は、とってもおしゃれに作られていて素敵な空間。


満足、満足、と思いながら、メニューを見るとそこには


「私たちは、耳が不自由なので、注文はメニューを指でさしてください」


とありました。そしてよく見れば、席にも筆談用のメモが・・・。


そして「至らないところもあると思いますが、一生懸命おもてなし
させていただきます」

とも。


出てきたメニューは、

コーヒーは1杯1杯丁寧に豆から挽いて入れているのが
よくわかるほど美味しかったし、モーニングもとても美味しかった。


対応もとても丁寧で、
おかげで朝の素敵な時間を過ごすことができました。


私は


その事実に、なんか、とても感動してしまいました(T_T)。


私たちにしたら


耳が悪いから、とか、しゃべれないから、とかで接客業は無理、


とできないことを前提に考えてしまいがちですが、


まず、やるんだ、と決め、それにはどうしたらいいのか、
を考えてできるようにしていく。(実際はどのような過程があったか
はわかりませんが)


サービス業って、人をもてなす心が何より大切。それがきちんと
出来ていれば、あとは「やり方」「伝え方」なんですね。


色んな事を見てきて、割と柔軟に考えることのできると思っていた
私も、実はまだまだ固いんだなと、大きく考えさせられ、同時に
感銘を受けた出来事でした。


「出来ない」ではなく「やるんだ」から始めれば、いろんなアイデア
が浮かんできて、きっとそれは実行に結びついていくのでしょうね。


大切な大切なことを教えていただいた貴重な日曜日の朝でした。


そのカフェは、

朝、7:30オープンと書いてあるのに、7時過ぎには近所の方なのか
慣れた感じでどんどんお店に入っていく。


そして、次から次へお客さんも来店されていて、それに笑顔で
対応している素敵な店員さん。


ほっとする時間と、頑張ろうっていうパワーがもらえる空間です。


また行こーっと。(*^m^*)