こんにちは。
基礎教育支援センターくわやまです。


最近の私のマイブーム、
それは、ちょっとした贈り物に
「絵本」を贈ること。


小学生に国語を教えていると
昔習った色んなお話と再会します。


一番感動したのは
あまんきみこさんの『白いぼうし』

車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)



お話の中に出てくるタクシーの運転手さんが
実家から送られてきた夏みかんを車内乗せ
車内が夏みかんの香りで満たされているのに
気付いた乗客に


「実家から届いたんですよ、においまで届け
たかったんでしょうね」


という表現が、なんて綺麗なのだろう、と
小学生ながら感動した記憶があります。


どなたの何ていう作品か、全然覚えていなかった
ので、小学4年生の国語の教科書に
それを見つけた時は本当にうれしかった。



他にも、
『わらぐつの中の神様』
『スーホの白い馬』
『スイミー』など


子どものための音楽ものがたり スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし


大人になって再会し、改めて読むとまた違った気付き
があり、とても楽しい体験です。


教科書だけでなく、問題集の教材に使われている
絵本や物語なども素敵な作品がたくさんあります。



登場する動物達が可愛らしい『どうぞのいす』


どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)

少年やたぬきの優しさがとってもほんわかとする
『少年とこだぬき』など、


少年と子だぬき



使われている日本語がとても綺麗で
大人が読んでも充分満足できます。
素敵な本とたくさん出会えることはこの仕事ならでは、
良いお仕事だなあと思います。



そして、自分が体験した素敵な時間を、ぜひ周りの
人たちにもシェアしたいなあと思い、そんな絵本を
見つけると友人達に紹介しています。


そして、お誕生日の友人や、
お世話になった友人には絵本を贈っています。



友人の顔を思い浮かべながら、
どのお話が良いかなあ、とあれこれ思考し本を選ぶ
時間は、とても充実した心に良い時間です。



6月がお誕生日の友人に贈った絵本は、

ピーター・レイノルズ 作
『ほしをめざして』

ほしをめざして


お話も絵も、とても素敵な作品です。



今日は週始めの月曜日。
また一週間が始まります。
どんな素敵な作品とに出会えるのか
楽しみな月曜日です。



みなさんにも素敵な出会いがたくさん
訪れる一週間となりますように☆