毛皮デート商法撲滅ROAD その1 ~被害者よ!立ち上がれ!!~
僕は、ある出来事により毛皮デート商法業者撲滅に乗り出しています。
そして被害にあった方を募り、多くの協力者を得る事が出来ました。
ある事情によりこれまでの経緯はこのブログ上ではお話できませんが、それらについては、いつか何らかの工夫をして報告していきたいと思っています。
そして今後は毛皮業者撲滅への活動については出来る範囲で報告して行きたいと思います。
今回は僕に連絡をくれたある被害者の方についてご報告します。
彼は、毛皮デート商法業者の被害に遭い、契約してから三年以上たっていました。
彼は独自で解約に向けて活動を始め、そんな最中に僕に連絡をくれたのです。
彼は、3年以上もたっているだけに、消費者センターにもさじを投げられ、数名の弁護士にも依頼を断られ、絶望的な状況にありながらもあきらめず解約に取り組んだのです。
そして、意を決し、業者に対して自分で解約通知の内容証明を書き、送ったのです。
以下がその解約通知書の内容です。
『特定商取引法、消費者契約法第×条第×項×の適用により、既払い金の全額返金を求める。こちらとして主務大臣の申し出をし、訴訟も辞さない構えである(要約)』
(※解約事由は人によって様々なケースがあると思いますので、解約通知書を送る場合は文面については、まずは消費者センターなどにご相談ください)
それに対しての業者の回答は以下です。
『弊社としては契約後3年以上たっており、今さら無条件による解約を申し出をされても、到底納得できるものではありませんが、販売方法の問題点を一部認め、弊社としては話し合いをさせていただく考えはあります。改めて解約の条件を提示してください』
この回答は、悪徳業者特有の、いかにも頭が悪く傲慢な言い回しで、一般人は理解しがたいものなので、僕が独自に翻訳してみるとこうなります↓
『3年もたってるのだから、今さらそんな事を言わずに黙って残りのローンを払ってくれればいいじゃないですか。
でもそんな事言っちゃうと、明らかにこっちは悪徳なので、マジで裁判とかされると非常に困ります。
どうか、話し合いをさせてください。全額返金とかはさすがに勘弁なのですが、それなりのお金はお返ししますので。どうか、それでお許しください。詐欺ったりして申し訳ございませんでした。本当にすみませんでした~!!!』
実際に内容証明を送ると、その時点で業者は「負けを認めて」います。
こうして彼は全額返金とまでは行かなかったものの、見事に大半のお金を取り戻すことに成功しました。
僕自身も3年もたっていては解約はまず無理だろう、という先入観を持っていました。
多くの消費者センターの相談員や弁護士もそういう先入観をもっているだろうと思います。
だからこそ、この被害者の方は依頼を断られまくっていたのです。
ですが、解約を申し出ると業者は泣きついてきて、意外なほどあっさりと解約に応じたのです。
悪徳業者の中でも毛皮デート商法業者は根性がないヘタレなので、あっさりと解約に応じて来るようですね!!
実際に訴訟を起こして訴状を送ってやれば、それだけで、
「法廷でウチの悪徳な手口が公にされれば、企業の存続自体が危うくなります。どうか裁判だけはお許しを…」
なんて泣きついて全額返金を申し出てくるかもしれませんね!!
内容証明は自分で書く事が出来ます。別に弁護士や行政書士などに依頼する必要はありません。
その場合、郵送代の1300円程度のお金で解約交渉することが出来ます。
もちろん、弁護士や行政書士に代書して貰ったほうが高い効果を期待できますが、依頼を受けてくれる弁護士を探すくらいなら、とりあえず、自分で書けばいいのです。
書く内容は消費者センターに相談すれば、無料で指導して貰えます。
断固として、全額返金を求めるなら消費者問題に情熱的で腕のいい弁護士さん に依頼すればいいでしょう!
こういう弁護士さんは、こういう業者のヘタレさをちゃんと知っているので、簡単には依頼を断りません。
そして、きっちり解約をしてみせる自信があるからこそ依頼を受けてくれるのです。
このような消費者問題に情熱的で腕のいい弁護士さん の書く内容証明の威力は絶大です。
訴訟を起こすまでもなく、業者はそれだけで、「全額返すのでお許しを…」なんて泣きついてくるかもしれませんね。
まあ、悪徳毛皮デート商法業者なんてその程度のものですよ。
実際に解約に向けて動いて、同居の家族に知られるのは困るから動けないという人もいるでしょうが、解約する事によって家族に知られるなんて事は決してありません!!
確かに内容証明を送れば、その業者から回答書が自宅に届きますが、それがダメなら弁護士に依頼すればいいのです。
弁護士に依頼すれば、全ての書類は弁護士の元に届く事になります。弁護士から自分の所に郵便物を送ってもらう場合は個人名で送って貰えるので、絶対に誰にも知られずに、解約に取り組むことが出来るのです。
弁護士費用は決して安くはないですが、何もしなければ、もっとローンを払い続ける事になるのです。
弁護士は被害者の味方です。勇気を出して一歩踏み出してください。
僕は偉そうなことを言っていますが、僕もひょっとしたら今後、自分の知らない手口の悪徳商法に引っかかってしまうかも知れません。
悪徳商法の手口とはそれだけ巧妙で、悪質で、卑怯なものなのです。
僕自身も毛皮デート商法の手口を知らずに潜入していれば、契約書にサインしてしまっていたかもしれないと本当に思います。
しかし、僕は絶対にカモにはならない自信があります!
どういうことかと言うと、
カモと言うのは騙された人の事ではありません。騙されたと感じたまま泣き寝入りする人の事をカモと言うのです!!
被害回復に向けて立ち上がった被害者はもはやカモではありません。
その人は悪徳業者にとって『天敵』になります。
悪徳業者の狙いは被害者の泣き寝入りです。
その思惑が外され、被害者が立ち上がれば、もはや悪徳商法などは成り立たないのです!
売り上げを上げればあげるほど、天敵を生み出していく愚かなビジネス…、それが毛皮デート商法なのです!!
僕は素人なので解約のお手伝いについては何も出来ません。
ですが、あなたと共に闘ってくれる被害者の方を紹介させていただくことは出来ます。
被害者同士が団結する事。
これほど、悪徳業者にとって驚異的な事はないのです。
僕は、そんな橋渡しの役割を果たしたいと思っています。
毛皮デート商法の被害に遭われた方はこちらまで連絡してください!
kisogennsoku7@leo.livedoor.com
被害者よ!今こそ立ち上がれ!!