どうも、ブレンドです。

記念すべき第1子……将来の国王の名前が、決定しました。

その名も、「アーサー」。


「アーサー……素敵な名前ね。」

「ああ。この子にはいつか、国民のみんなにアーサー王と呼ばれる日が来るんだ。」

「アーサー王……英雄と同じ名前なんて、誇らしいわね。」




アーサー……我ながら、いい名前だ。
あの英雄の様に、立派な男に育ってくれよ!



そして、5日になり、オレの対戦相手も明らかになった。

サルバドール・レイトンさんだ。


「ブレンドくん、今日試合だよね。」

「……うん。」

「麦の収穫はやっておくから。ブレンドくんは、ギリギリまで探索してて頂戴。応援してる。」

「ありがとう、アスセナ。」




王太子であるアスセナが見守る中、遂にトーナメントは幕を開けた。

オレの試合は初日。
ここで負ける訳には行かない。



大歓声の中、オレは練兵場に足を踏み入れた。

そして……





「勝者、ブレンド・ビリンガム!」

その声が聞こえた途端、オレは無意識にガッツポーズをしていた。

「ブレンドくん!」

「アスセナ……オレ、勝ったよ!」