２０２４年６月２６日、２７日

秋田県、山形県に行ってきました。

山形新幹線に乗っていると、観光案内で関根駅から米沢駅の区間で７月から８月の間、紅花の黄色や赤色の紅花が見られると表示されていました。

注意していたのですが紅花を栽培している畑を撮影するのは結構難しく、撮れたのはこれだけです。

花はまだ咲いていないようでした。

しかし、山形駅ではプランターで栽培している紅花や

さくらんぼ東根駅に活けてあった紅花を見ることができました。

また東根市内でも花壇で紅花が観られました。

紅花は末摘花とも呼ばれ、アザミのような花が咲き棘もあります。

山形県では室町後期から栽培がなされ、貴族のあでやかな衣装の染料や、口紅として重宝されました。

特に山形の紅花は「最上紅花」と呼ばれ、品質の良いものがとれました。

江戸時代享保時代以降全盛期を迎え、当時米４俵が一両の時、同じ重さの紅花が百両のしたと言われています。

化学染料などで一時衰退してしまいましたが、山形の気候・風土に合った「最上紅花」は息を吹き返しつつあるそうです。

山形県河北町には紅花資料館もあるそうです。

松尾芭蕉は奥の細道で尾花沢に５月１７から２６日迄清風の家で長逗留しています。

尾花澤にて清風と云う者を尋ぬ眉眉

かれは富めるものなれども、志いやしからず。

都にも折々かよいて、さすがに旅の情をも知たれば、日比とどめて長途のいたはり、さまざまにもてなし侍る。

３句詠んでいますがそのうちの一句

まゆはきを　俤にして　紅粉の花

「紅粉の花」は紅花のこと。

「まゆはき」は眉掃で、化粧道具です。おしろいをつけた後、眉ついた粉を払うための小さい刷毛のことです。

句の意味は、いずれ女性の唇を彩る紅となる紅花、その形も女性が化粧に使うまゆはきのを彷彿とさせる。

紅花の花そのものの紅も、花から連想される眉掃も、女性の化粧にゆかりがあるものであったと言うのがポイントで、芭蕉の句としては艶っぽい作品です。

東根市はサクランボが有名ですが、今年は不作でもう収穫も終わっていました。

代わりにリンゴの小さい実が実っていました。

関連映像で、昔撮ったリンゴの花と、

青森市内で２０１５年５月８日撮影

同じく青森市内にて撮影

２０２３年４月１８日富山市内で撮影

赤いリンゴは２０２１年１０月２４日松本市で撮影

同じく２０２３年１１月８日撮影　サンフジです。

２０１５年１２月９日小布施で撮影　フジリンゴ

６月２６日には秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅から徒歩１０分の専念寺の境内でブドウの実を撮影しました。

関連して実ったブドウは

以上は２０２３年１０月１０日山梨県山梨市にて撮影

松本市里山辺で撮影したデラウエア、

１１月８日の撮影なのではが紅葉しています。

摘み残された房で完熟していて甘そうです。

最後にミスタードーナツにて

スポーツジムの帰りの愉しみです。

飲み物はアイスティーのストレイト。

ぶどうとリンゴと紅花