(時間があったので、今日は長文)
少子化問題を取りざたされることが多い昨今。
今朝、「子育てはお金がかかる」から産まないという原因の解決のため
出産費用を無料にする政策を検討していると報道もありました。
一時的だな・・という印象だけど、英国ではすでに無料とか。
4月の第2子出産には間に合わないけど、今後の産院選びの一助になるので助かります。
(安い理由で病院を選択する人も多いらしい)
少子化の原因として、女性の社会進出によるライフスタイルの選択肢の多様化・晩婚化、
社会制度の不備、将来における不安などなど・・色んな理由が取りざたされています。
産まないもしくは、結婚しない女性の主張としては
「ライフスタイルを自由に選ぶ権利があって当たり前。
干渉せず強要せず人生を選ばせて。偏見こそが生きづらい」
と主張することをよく見かける。(遥洋子とか)
また、保育園に入れない、預け先が見つからないという地域社会の問題もあげられる。
産まない女性の意見は最もだし、社会制度の不備もあるとは思うけど
それだけでは、しっくりこないな~と思っていた。
そんなとき、出産経験のある女性の座談会で「いい男が少ないのが原因」というのがあった。
これが私の中では、今一番納得のいく理由!
いい男というカテゴリではないけど、女性が求める理想の男性が少ないことが原因。
少子化を、社会制度や女性のせいにしがちだけど
男性の子育てに対するスタンスが変わらないことにあると思う。
家事・育児に対する姿勢、育休に対する姿勢など。
働く女性にとって、大きな問題は、昼間は仕事に追われて、夜は家事・育児に追われること。
少子化の原因はすごく身近なところにあるのです。
キヨに話すと、「結婚しないのは、みんな理想が高すぎる!」と言ってたけど、その理想に
男と女でズレがある。
女性の理想とは「かっこいい、収入が多い、優しい」とかではなく
「パートナー(女性)の生き方を尊重し、協力する寛容さ、柔軟性があって自立していること」だと思う。
今まで、結婚を決めるとき同じ未来を見つめていればよかった。
女性の夢が結婚だった昔は、将来の夢を男性に託すことができたし、男性は自分の夢を見続けて、
自分をサポートしてくれる女性を選び、その整合性はとりやすかったのだろうけど、
今は女性の目指す方向性と男性の希望があってないと難しい。
女性が働くことを望んでいても、男性は「働いていいよ」と許可?していると考えていれば
その裏に「働いていいけど、家事・育児は家庭の中心で。ボクはできるだけ協力するよ」
程度じゃムリムリ!
「子どもが出来たら、一緒にがんばろうね!」と言ってくれないとね。
我が家は一緒に頑張ってくれているので、二人目ほしいな~という思いが
スムーズに反映されたわけです。^^
あとは、男性社会で働いていると、育児中の女性の仕事が半減されるという問題が出てくる。
女性間では、過酷といっていいほど、容赦なく仕事が回ってくるので(ガイドとかWEBとかさ・・)
無理でも「私がいなきゃ誰がやる!」というモチベーションアップにも繋がり
仕事を続けなきゃと思うわけです。
というわけで、男性が今の時代の変化についていっていないというのが有力な意見。
産みたい女性はたくさんいるのだよ!
だって、子どもはかわいいもん!!