今日は、近年担当させていただいている、
新卒者対象の発声訓練(社会に出るに当たってのビジネスセミナーの中のカリキュラムのひとつ)の講師を担当してきました。
 
今年2回目。
今回は12名。
 
社会人として、
相手に的確に伝えるための発声や発音を意識し身に付けてもらうもので、
丸一日使って、集中的に特訓しますが、
アナウンサー志望は皆無なので、
これが指導する上での大きなポイントです。
 
今回は、
最初の段階では、あまり声が出ていない受講生も、早い段階から変化あり、
中盤を過ぎると殆ど変化していました。
 
変化の度合いが早く、進捗も良かったので、
後半は少し課題を増やし、やや言葉のバリエーションも増やして臨みました。
 
もう少し、その進捗を早めても良かったのかな、というテーマが出てきました。
 
勿論、受講生の変化や状況によって合わせることは大事なのですが、
進捗の早さという点では、今まで遅くすることはあっても、早くしても良いと思ったことはあまりないですし、
実際にそれで進めたことはないので、
今回は、そういう意味でも、
講師を勤める毎に感じる「教えて学ぶ」を、深く感じた一日でした。
 
以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。