『生え抜き タイガースから教わったこと』(桧山進次郎 著/朝日新聞出版)
Amazonに載っているこの本の「内容紹介」によりますと、
この本を記した、阪神タイガースの代打の神様で、数少ない生え抜きの一人である著者は、
90年代、弱小球団の4番打者としてチームを引っ張り、その後控えになるものの再び4番として復活。
そして新・代打の神様になりました。
繰り返される挫折と栄光の中で、いったい何を考えて打席に立ってきたのかなどを、
阪神タイガースひと筋の著者が、自身の気持ちを本音で綴ったのがこの本です。
この本を読み進めると、
キーワードとして「転換」「気付き」「感謝」の3つが出てくると思います。
「転換」は、例えば、
著者が「代打で結果を出せるか」と向き合いながらリズムを掴もうとしている時、
「代打にリズムがないものだと考えたら、どうなるんだろう?」と、発想の転換をし、
やがて「代打にリズムはないんだから、ないものを求めるのはやめよう」と思えるようになったこと。
そこから、気持ちが安定したそうです。
「気付き」は、例えば、
2001年に初めて3割を超えた時に「最後まで謙虚に、貪欲に」と、
当り前のことながら初めて気付いたということ。
シーズンが終わって後悔する打席がないようにすることが、3割を打つ条件の一つだと思うそうです。
「感謝」は、例えば、
2002年シーズン中に取得したFA権について、
当時の星野仙一監督が「オレに任せろ。代理人になってやるから」と言ったこと。
その後も要所で相談に乗ってくれた星野監督から、最後に「残れ」と言われ、
球団社長と話し合いする機会も設けてもらったそうで、
親身になってもらった星野監督には、本当に感謝しているそうです。
と、代表例を3つ挙げましたが、
それ以外にも、このキーワードが何度も出てきます。
これらには、私自身も感じて、そしてこの本を読んであらためて気付かされることが多く、
私自身もお手本にすべきことが多数記されています。
それから、過去の7監督に対する印象を一人ずつ記していますし、
和田豊監督に対する印象も記されています。
また、野球人生の岐路に立った時のことや、
選手会長になった時とその仕事内容なども記されていて、
阪神ファンとかの垣根を越えて読んでも良い本だと思います。
とても読みやすいですしね
以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。
Amazonに載っているこの本の「内容紹介」によりますと、
この本を記した、阪神タイガースの代打の神様で、数少ない生え抜きの一人である著者は、
90年代、弱小球団の4番打者としてチームを引っ張り、その後控えになるものの再び4番として復活。
そして新・代打の神様になりました。
繰り返される挫折と栄光の中で、いったい何を考えて打席に立ってきたのかなどを、
阪神タイガースひと筋の著者が、自身の気持ちを本音で綴ったのがこの本です。
この本を読み進めると、
キーワードとして「転換」「気付き」「感謝」の3つが出てくると思います。
「転換」は、例えば、
著者が「代打で結果を出せるか」と向き合いながらリズムを掴もうとしている時、
「代打にリズムがないものだと考えたら、どうなるんだろう?」と、発想の転換をし、
やがて「代打にリズムはないんだから、ないものを求めるのはやめよう」と思えるようになったこと。
そこから、気持ちが安定したそうです。
「気付き」は、例えば、
2001年に初めて3割を超えた時に「最後まで謙虚に、貪欲に」と、
当り前のことながら初めて気付いたということ。
シーズンが終わって後悔する打席がないようにすることが、3割を打つ条件の一つだと思うそうです。
「感謝」は、例えば、
2002年シーズン中に取得したFA権について、
当時の星野仙一監督が「オレに任せろ。代理人になってやるから」と言ったこと。
その後も要所で相談に乗ってくれた星野監督から、最後に「残れ」と言われ、
球団社長と話し合いする機会も設けてもらったそうで、
親身になってもらった星野監督には、本当に感謝しているそうです。
と、代表例を3つ挙げましたが、
それ以外にも、このキーワードが何度も出てきます。
これらには、私自身も感じて、そしてこの本を読んであらためて気付かされることが多く、
私自身もお手本にすべきことが多数記されています。
それから、過去の7監督に対する印象を一人ずつ記していますし、
和田豊監督に対する印象も記されています。
また、野球人生の岐路に立った時のことや、
選手会長になった時とその仕事内容なども記されていて、
阪神ファンとかの垣根を越えて読んでも良い本だと思います。
とても読みやすいですしね
以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。