変位低減型深層混合処理工法 | 株式会社岸本組 現場のブログ

変位低減型深層混合処理工法



今回は、この現場で施工されている


変位低減型深層混合処置工法(CDM-LODIC工法)についてです。


深層混合処理は、一般的にセメントスラリー(セメントに水を混ぜたもの)等の


改良材を地盤中に投入するため、施工中に周辺地盤に変位が生じ、近接構造物に


悪影響を及ぼす可能性があります。


そこで、この工法は、変位の主原因となる挿入機械体積と改良材投入量に相当する


地盤中の土を排出して、変位低減を図るものです。



スラリー攪拌工法



打設

打設状況


排土

排土状況



今回施工区間右側には、農業用水が設置されているため


農業用水に、盛土による沈下や変位等の影響を与えないため


遮断壁として地盤改良工事が行われます。


完成図


完成図