1年前と同じ場所

わたしはドキドキ ソワソワしながら待っていた

けど来なかった

明日は来るかな

次の日 朝から日が暮れるまで

ずっと待っていたけど来なかった

そして今日 

何かを感じて土手の道の方

少し顔を上げて見たら

やっと‥やっと逢える。

あなたが段々わたしの方に近づいてきたとき

わたしは恥ずかしくてすぐに下を向いた

するとあなたは

爽やかな秋風と共に優しく

下を向いているわたしの髪をなでて

そのまま走って行った

あなたの左腕が走っているときにわたしにあたり

髪をなでられたと思ったわたしは

胸のドキドキがしばらくおさまらなかった

1年前はまだ背が小さかったわたし‥

大好きなあなたに触れられるくらい

今は背が伸びたススキです
 
あなたのランニングコースで

また来年も逢えますように✨