地図の写真のブルーの線を辿って

懐かしい場所に行ってみた

そこは

22年間住んでいた昔の家があった場所

小さい頃誤飲で意識を失った私は救急車で搬送され

意識が戻ったときは病院のベッドの上だった

その時
ベッドの横に座っていた母は顔を伏せて泣いていた

どうしたの?と言いたかったけど

声が思うように出なくて

母の腕にそっと手を伸ばして触ったら

母は驚いたように私の方を見て

「たっ、助かった。。」と言って
更に泣いた

私には何が起きたのか分からなかったけど
 
あの時助かっていなければ

昔住んでいた家には

22年間住んでいなかったんだなと‥

そして

今ここで

語っている自分も