『だんだん』小雨がフロントガラスに当たった夜ピカ ピカと何かが点滅したそれは前方ではなく曇り空の上だったそのとき車の中でお気に入りの曲を聴いていた離れた場所にまだいたからか暗い曇り空の上その光りの音は聞こえて来なかったけれどだんだんその方へ近づくにつれて雨足も強くなり音も聞こえてきた