お母さん『お父さん何を寝ぼけたことを言ってるんですか?』




長女『お父さん大丈夫?


お父さんのうなされてる声、私の部屋まで聞こえてきたから心配した』



長男『ぼくもすごく心配したでしゅ


お父さん怖い夢でも見たでしゅか?』




お母さん『朝食の準備が出来てますから、顔を洗って着替えたら下に降りて来て下さいね』と言ってお母さんは、子供達と一緒に1階へ降りて行った



今までのは‥あれは…

夢だったのか?‥と
お父さん隊長は思ったのだった


お父さん隊長は着替えを済ませて1階へと降りて行った


そしてテーブルの椅子に座り、朝刊を広げて見ているとお母さんが、対面キッチンの中から朝刊を読んでいるお父さん隊長に‥


『お父さん新しいポットを買って来てくれたんですね♪

うちにあるポット保温が効かなくなっていたから
助かったわ

ありがとう♪』とお母さんが言うと‥


『ん? ポット!?』


そしてお父さん隊長が
カウンターの方へ目をやると‥


『あっ(汗)そっ、その
ポット(焦)一体どうしたんだ!?』


『今朝起きたらテーブルの上に置いてありましたよ♪

持ったら重たかったから最初からお水が入ってるのかなと思って

お父さん夜中にお湯を沸かして、コーヒーでも飲もうと思ってたんじゃないんですか?

今、沸かしてますから
ちょっと待ってて下さいね』とお母さんが言うと



『沸かしちゃだめだーーー!!

すぐに電源を切るんだー!!(焦)』

と慌てて言うお父さん隊長

でも、もう遅かった
ポットの中はすでに熱くなっていたのだ


そしてカウンターに置いてあるポットが急に
ぐらぐらと揺れ出した


お父さん隊長は‥あれ?
これは一体なんなんだ!?
前にも同じ光景を見たことがあるぞ!?


まさか!


正夢!?と

お父さん隊長は思ったのだった




つづく