お父さん隊長は、家族に見守られながら公園の奥にぽつんと立っている
建物に向かって行った



入口の前に着いたお父さん隊長は、入口から中の様子を伺ってみたが
暗くてよく見えなかった



そしてお父さん隊長は
恐る恐る中へゆっくりと足を踏み入れて行った



すると突然!!




お父さん隊長の目の前に
得体の知れぬ追っ手達が現れたのだ



『うわぁ~~~~~~~~~~~~!!』



驚いたお父さん隊長は
悲鳴をあげた



『お願いだ! どうか私の家族だけは助けてほしい‥』と


お父さん隊長は汗だくになりながら、得体の知れぬ追っ手達にそう言った



けど、追っ手達は返事をしない



お父さん隊長は、どうして返事をしてくれないんだ?



お願いだ!家族だけは‥


どっ(汗) どうしたんだ?こっ‥声が出ない…。




『ん~~~~ん~~~』


と お父さん隊長がうなっていると‥





『お父さん?


お父さん?


大丈夫ですか?


お父さん!?』 


その声はお母さんだった




『ん? ハッ!?


みんな無事だったのか?


あの追っ手達は?


何処へ行ったんだ?』と


お父さん隊長はお母さんに言ったのだった





つづく