長男『たっ 隊長~~~~~~!!
だんだん見えてきたであります~
ぁどうぞ!?』

長女『わぁー♪
キラキラ光ってて
綺麗ー♪♪』
長男『たっ(汗) 隊長!隊長~~~~!!(焦)』
お父さん『ん? どうしたんだ?そんなに慌てて
落ち着けっ!!
いいか? よく聞くんだ
あの得体の知れぬ追っ手たちに追われている途中
もしかすると
お父さんと離れ離れになるときがあるかもしれない
だから、もしそういうことがあったときの為に
お前がお父さんの変わりをしないといけないんだ
お母さんとお姉ちゃんを守らないといけないんだ
前にも言ったことがあるが、なんかあった時は
決してパニックになってはいけない
落ち着いて今、自分が置かれている状況を冷静に判断して
周りをゆっくりと見渡し
目の前にあるものを見つめると、今 何をすべきか答えがきっと見つかるはずだ!
そして最も大事なことは自分を信じることだ
お前はお父さんの子だ
お前だったらできる!
絶対大丈夫だ!!
だから何も不安がることはないぞ 分かったな!』
『はいっ! 隊長ー!
了解しました~』と
長男は敬礼をしながら
お父さん隊長に言ったのだった
つづく