長女がツタに掴まり
一生懸命よじ登って行きやっと外へ出て、木の枝 に座った
今度はお母さんがツタに掴まって、よじ登ろうとしたが、最初はなかなか
上手く登れなかった
だけど、頑張ってポットの壁をつたい歩くようにしながら、一生懸命登って行き、やっと外に出れた
そして、丈夫そうな木の枝の上にゆっくりと座った
最後はお父さん隊長
よじ登って出て来るのがとても早かった
何故なら、子供の頃から
木の登りが得意で、腕力には自信あったからだ
そして、お父さん隊長は木の枝に座り、周辺を見渡し下を見た
『パラシュートはわりと高い所に引っ掛かってしまったみたいだ
仕方ない、ここからツタを使って下に降りて行くしかない』
とお父さん隊長は言ったのだった
つづく