最近、ゲームが楽しくて

約束が守れなくて親子げんかが続いていた我が家です

 

自閉スペクトラム症の特徴そのまま

 

・インターネット、携帯、ゲーム、アニメなどへの没頭
・一つのことに集中しすぎて周囲がみえなくなる
・スケジュール管理が上手くできない

 

で、約束を覚えていられない(自分の解釈の【正しさ】に囚われて頑なになる)坊ちゃんは

母が間違いを指摘すると怒るのです

 

 

で、お互いに【約束を守らせよう】として

お互いの【正しさ】を主張して、ちょっとしんどくなってました

 

ゲームを与えたのが良くなかったか・・・

ゲーム空間の友人と楽しそうに話している様子を見て、私が安心したかっただけでは無いのか

坊ちゃんの身体への影響は・・・

決めていた【約束】を歪めてしまう(私はそう感じる)ことへの怒り

 

そんなもので、ちょっと私がかなりしんどくなってましたね

 

 

今日も、一日塾の模擬テストを頑張ってきた坊ちゃん

「今日は頑張ったら夜中までゲームやって良いって言った」という

私が一番言わなさそうなことを言って、「正しい」と主張して拗ねてました

我が家のゲームはSwitch

親がゲームの時間や、Switchを使える時間帯などを制限出来ます

 

それを「今日は」解除して欲しい、と

 

 

 

で...

やらせてみることにしました

 

 

 

先に私は9時過ぎから寝て、坊ちゃんの寝落ちに備えまして

「シンデレラタイムまで」との約束(注:我が家では11:45を「シンデレラタイム」と呼びます)

 

で、案の定

シンデレラタイムまで遊んで眠れなくなった坊ちゃん

眠剤を飲んで寝たほうが良いだろうか?と、私に相談しにきました

寝てる私に・・・

 

 

ですが、眠剤を飲むと自分が約束した「夜中まで起きていても明日は6時に起きる」が守れない

守れないという現実を突きつけるのも良いかと思ったのですが、眠剤は、入眠時はよくても朝が辛い(だるいらしい)坊ちゃん

 

それは可哀想だと思ったり

 

 

なので、坊ちゃんの子育てで培ったスキル

「寝かしつけ」を使いました

 

いや、何てことないんですけどね

うちの子たち

 

未だに坊ちゃんは「ゆりかごの歌」

娘さまは「ねんねんころり」を歌ってやると、あっという間に寝付くのです

その時に、眉をなでてやるのがコツです

 

二人とも、気配や音などに敏感で寝かしつけにとてつもなく時間がかかっていました

あの頃は本当に辛くって、抱いたまま私が寝落ちししてましたね・・・(落としたこともある)

 

でも、あの頃に必ず歌っていた歌を聴くと

未だに寝てしまう子ども達に

子育てのしんどさも無駄にはならないんだな、と思ったり

 

 

しょうも無いことですが

即寝落ちした坊ちゃんを見ていて、ふと思ったのでした

 

 

そして、私は9時頃から眠っていたので

この時間から少しだけ講座の資料づくりをしたいと思います

 

夏休みはどうしても子どもにかかりきり

というか、全く集中する作業が出来ないのです

 

なので、夜中に・・・

 

 

 

最近は、子どもより早く寝るのですが

「子どもが寝てから寝る」というマイルールを壊して得た

とてもよい大人時間なのです

 

少し働いたら二度寝して

坊ちゃんの起床を待つことにしたいと思います

 

 

睡眠時間がしっかりないと辛い我が家の子ども達

夫の影響で「寝なくても大丈夫な人(だと勘違いしている)」坊ちゃん

明日の朝、睡眠時間が短いしんどさを知るが良い・・・

 

 

 

そして、ゲームを長時間やって身体や腰が凝り固まっているのに

「寝具のせいで」という坊ちゃん

 

寝たら身体が痛い、と言い張ります

その点は、来週の通院で先生に否定してもらって(識者の意見に弱い子なので)

身体を徐々に2学期に向けて(遅いけど)動かしていくように促したいと思います

 

 

 

 

ふふ・・・

寝かしつけて直ぐに寝息を立て始めた坊ちゃんに

ちょっとほっこりして、昔の自分を褒めちぎる

 

夜中の私なのです

 

よく頑張った!!昔の私飛び出すハート

 

 

 

ただ・・・

 

 

坊ちゃんがセミダブルの私のベッドで寝付いたら(最近は毎日)

私の寝場所は無いのですけどね

 

 

寝相、悪いんですよ

うちの子達・・・

 

 

ソファで寝て、朝にはベッドに戻る日々

 

 

まだまだ可愛らしい坊ちゃんなのです

 

 

さて、こちらの麻の羽織り物

しばらく保管している間に、ところどころ茶色のシミが・・・

 



なので、手元にあった紫根をつかって

紫根染めをすることとしました!!

 



元々、紫根チンキは冬のしもやけや、夏の日焼けによる肌荒れに備えて作っているので、それを使いました

 

後は、台所にある米酢と、おととし椿茶を作った残りの椿の枝を使った椿の抽出液(BG抽出)

この椿の抽出液は、お風呂に入れて使っていたりしたので、新たに買い入れたモノ無し!!です

 

 

 

 紫根染め

★材料

 



 紫根 20g

 無水エタノール 20g

 *こちらを瓶などに入れて1~2時間程度置いて、紫根染液の原液を作ります。

紫根は漢方では解熱、解毒薬とされており、また、肉芽の発生を促すことから、皮膚再生作用を期待して軟膏として使われています。昔から、擦り傷、切り傷、やけど、湿疹、水疱などに良いので、現在では化粧品にも使われていますね。私は幼い頃、霜焼けが悪化して皮膚がとろけていたので、この治療に紫雲膏を使っていました。その当時、包帯が紫色に染まるので、紫雲膏でハンカチを染めようとしてベタベタにしてしまって怒られた記憶もあります(紫雲膏には、セサミ油、豚脂など入っているので・・・)

 


 椿灰汁(先染液として) 染めたいものがしっかり浸かる程度

 *本当は、椿の枝を焼いた灰が良いのですが、今回は椿の枝を煮て先染液を作りました。(BGで浸出させたものでも良いようです)椿の灰には、アルカリ分の他、アルミなどの金属を含有しています。これは、椿の枝はアルミニウムを溜め込みやすい性質があるから。飛鳥時代からこのことは知られていたようで、当時の資料にも椿灰を使う方法が書き残されています。根で染める場合は、染液で染める前に、先染をしておいた方が良く染まります

 

 米酢

 *染液に加えます

 

★染め方

 1.椿灰汁に染めたいものを浸します




 2.紫根チンキに米酢を入れ、お湯を足し、1時間程度浸します。この時、紫根チンキをお湯で薄めますが、60度程度までのお湯にしなければ、これ以上の温度になると、紫色が濁ってしまいます。湯を染液に足しながら、時々揉んで染めていく感じです。

 ただ、この染液。肌に良いので私的には【喜びのひととき】です




 3.そのあと・・・(好みの色で工程が変わる)

 紫根の染め液は酸性です。赤身のある染めにしたいようであれば、ここで作業終了。青みを増したければ、椿灰汁はアルカリ性ですので、椿灰汁で作業終了します

 

★禁色とされた理由

 我が国に、天然色素で紫色に染めるものが無いことや、染色(昔は1疋の布を染めるために、紫根を30斤使い、10回以上染色(それも、こすり染め)作業を行う必要があったため、この高コスト性と希少性から特級階級の色となり、高貴な色目とされてきたのではないかと思っています。

 

 

と、いうことで・・・

大雑把なので、色味を足すために途中で原液を入れてしまい、ムラがしっかり残りましたが

こんな感じで染め上がりました




干す際も、70℃以上にならないことが大切なのですが、今日は曇り・・・

気温も低めなので、ベランダに干しています

 

 

台所 de 染め物

 

口に入れて良いモノしか使っていないので、台所で不安なく試すことができます

簡単ですので、やってみてください!

 

*ちなみに、紫にした理由は・・・

タマネギの皮(黄色に染まる)もよもぎ、藍など、染めに使うものが他に無かったからです

 

 

 

 

 

我が家の坊ちゃん

自閉スペクトラム症なんですけど、障害の有無に関わらず

理解に苦しむ時があります

 

何で?

 

 

そんなことが重なってくると

強く彼を抑え込みたくなることが私もあります

 

「あなたが分からない」

 

「信じられない」

 

「悪意があっての言動なのではないだろうか」

 

 

そして、いうことを聞かせたくなる。自分自身にも抑制が効かなくなって

「駄目な者はダメ」

絶対に理解を得られない言葉を使ってしまいたくなる

 

 

そんなことになる前に「何を考えているのか分からない」「子どもにうまく説明できない」

と思うことが増えたらこんなカードを使っています

 

もう一度坊ちゃんの心のパターンを知る確認作業のためと、坊ちゃんと他人の齟齬を減らすための作業

 

 

 

このカードは、様々な状況のカードに対し

自分が怒りを感じるかを10段階の温度計カードで示します

 

詳細な使い方などはこちらをご覧いただくとして・・・

https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b499394.html

 

自分と他人の考え方が違うこと

自分は悪意はなくても他人の「怒りのランク」は違うこと

などを坊ちゃんに話しながら

私自身は、坊ちゃんの考え方の軸を確認いていきます

 

我が家の坊ちゃんは、ほぼ怒りを示すことはありません

なので、他人が怒る理由が分からない

「こんなことで、なんで怒ってるんだろう」

 

そこなのです

 

 

なので、

「坊ちゃんは怒らなくても、この場合は母ちゃんは怒り10だ!!」

「え~!!」

 

そんな感じで確認したり

「こんな時には、親や学校に相談しなければならない(相談しよう)」と思えていることも確認できます

 

 

実は「正しく道を歩かせる」という目的のために

本人の真意を掴み損ねることが多くあると思うのです

なので、「なぜ」を親が無くしていく

 

本人の心のパターンを知って、子どもの代わりに

「こんな理由で」「うちの子はこんな子です」を自信をもって言えるようにする

 

 

その為に、このカードはとても便利なのです

ちょっと参考までに・・・

 

 

ただ、カードは60枚ありますが

かなり疲れます

なので、無理をせず、一日数枚からはじめてみると良いかと思います

坊ちゃんも10枚くらいで疲れ果てていました

 

自分の心をむきあうことは、とても大変

親も子どもも、疲弊しないことも

穏やかな家族生活には欠かせないのですから・・・