5日、小坂町が町議会全員協議会を開き「関東県の焼却灰受け入れ再開について」町長が説明を行った。
強行な町長に質疑が相次ぎ議員の要求で町民説明会を1
3日に行うことになったという。
受け入れに反対の市民団体が以前
に埋められた高濃度の汚染灰の調査を求め、
受け入れを再検討する
ように町議会に提出した請願書は継続審査となり
町議会からも埋め
られた汚染灰の調査を求める決議がなされているのに
なぜ町長は勝
手に中旬以降受け入れを再開すると強引に進めるのか理解に苦しむ
下流域の首長たちも「全然説明がない」と困惑しているという。
かつて昭和11年11月20日未明と翌月12月22日未明尾去沢
中沢鉱滓ダムが決壊し
沢沿いの住宅が流され米代川が濁流と化し多
くの人が亡くなったという。
もし地震と集中豪雨が重なり放射性物
質を多量に含んだ処分場が決壊したらと思うと恐ろしい。
すでに微
量ながらセシウムが放流水から検出されている。
もし事故が起きれ
ば下流域の住民の飲料水はじめ生活に困難が生じるのは明白である

排出先自治体も「最終処分場がないから小坂町が受け入れればお
願いしたい」という。
千葉県が最終処分場地をさがした時に周辺住
民が反対の声をあげたものである。
自分たち(千葉県民)も嫌なも
のを他人(小坂町)に押し付ける行為を理解できない。
今一度立ち
止まって考えるべきである。