きんさい
ここは琴彩高校。『金才高校』と言われ、金持ちが通う高校で名高い名門である。
そんな高校に極平凡なボクは来てしまった。父はサラリーマン、母は専業主婦という
家庭で育ったこのボクが、どうしてこんな所へ来たのか。その説明は少々長くなる。
ボクが来たのには理由がある。単刀直入に言うと、ここの学校の偏差値の底上げ、
だそうだ。
生徒には極秘で。まぁボクもここの生徒になったのだけれど。ボクは昔から
塾を習っていて、
こないだの全国大模試では二位を獲得した。その才能が選ばれて・・・
「あれ?じゃあなんで一位の人にしなかったんだ?」
疑問だ。とそこに
かまいがいあきひと
「れれれ?鎌井外秋人くんだぁ!」
「わ!こ、神足さん!」
こうたりひな
「ピンポーン!神足日菜だよ!日菜って呼んで♪」
「お、おう・・・」
ボクはいわゆる転入生だ。それでかしらないが、よく人が来る。
「学校には慣れたぁ?」
「まぁだいたいは。以外にいじめもなかったし。」
「がささささ」
「!」
「秋人君!さがってて!」
「は?」
、 、 、 、 、 、 、
なるほど。いじめはないけど、よそ者追い出しはあるみたいだ。
「下がるのはお前だ、神足日菜。用があるのはそこの、転入生なんだよ!」
「ひ、な・・・」
男子生徒は日菜に殴り掛かった。
「いきなり手を出すのはだめなんじゃないかな、きみ」
りんじ
「なっ!り、臨時!?」
臨時と呼ばれたその生徒は男子生徒の腕をしっかりと握っていた。
「くっ・・・」
男子生徒は臨時君の手を強引に振りほどき、走り去った。
もとや
「元弥!遅いわよ!助けに来るのが!」
「ご、ごめんよ、日菜。全力で来たんだけど・・・」
「あの・・・?」
「ああ、秋人君。俺は臨時元弥というよ。よろしく。」
「ああ、臨時君だよね・・・」
「何の騒ぎですの?!」
「校長だわ!きて!」
「あれ?いないわね・・・何の音だったのかしら・・・」
ボク達は近くの期に隠れた。
「ふぅ・・・。よかった。」
「日菜、ありがとう。」
「え!?何急に秋人君!びっくりしたぁ!」
「庇ってくれてたよね。ありがとう。」
「いいわよ、べつに・・・」
日菜からジュウッという音がした気がした。
