今月18日の中日新聞によると、さくら道ネイチャーラン（

）は今年の大会が最後だったとのこと。

コロナ禍での2020年から22年にかけての3回の中断もあり、30回ではなく27回で終了した。例年は名古屋から金沢の約２５０ｋｍを走ったが、今年は１１０ｋｍ先の白鳥がゴールだった。

旧白鳥町といえば、言わずと知れた国鉄バスの車掌で「さくら道」の生みの親の佐藤良二氏の出身地。この地域に国鉄バス名金線がなくて佐藤氏が国鉄に就職していなければさくら道もなかったのかもしれない。

筆者は名金急行線のバスが岐阜県内を走っていたころに乗ったことはないが、2012年に往時の名金急行線の名鉄運行便の「五箇山号」の区間を再現した名鉄バスの「リバイバル五箇山号」のツアーバスに乗車したことがある。

名鉄バスセンターを発車し、一宮を通り、ひるがの高原や牧戸駅、御母衣ダム、五箇山、城端...というルートで金沢駅バスターミナルを目指す行程だった。

さくら道ネイチャーラン終了のニュースで思い出す名金線のこと