夏 瞳さんの詩集
ずっと 楽しみに待ちわびていた。


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(詩 を読んで)


頁をめくり進め
ふと 止めて 最初にもどす。

言葉を意とする ことを少しはずそうと
思った。

頭の中に くるくる メレンゲを泡立てている時のような 回転。鶏頭の花も見え隠れしていた。
定速に回っていたのだけれど
急に逆回転になったり 
ちゃっちゃっと決まった事のように 泡を角で払い 終わる
また くるくる まわして 時たま 速度が変わる、
時たま泡が跳ねたけれど、はい、それでもまた朝がくる と潔くまた回転をはじめるような感じで読んでいた。



この 一頁のための全体か いや 全体の中の一頁か
と思う中 ペタっと “ヨッコイショ”と斜めに 書かれた 文字がそのまま頭の中に斜めに貼りついたまま、また くるくるくるくると 詩が続いていった。



特に 短く 縦に書かれた詩は 今までの
回転を止め   さっとダイレクトに言葉として
近づいて
 長い細い光にも見える

時たま洞窟にさす光だけれど
七夕みたいだなと。



詩をみていると 空に光る星のように 散らばった
文字は絵となり 言葉は音




くるくる 回転の中に

交わる線の中での
時たま 私は 消えてない?とたずねてみたり
お邪魔な装いをみせたり

その時に 相手がある
そこにいる という 対話 もあったきがして
その 見えない姿だが もう一つの 存在が
あった気がする。
と いろんな顔が出ていた気もして
楽しかったです。






普遍を知って 見つけて  宇宙に手をのばしてみた
のだろうか。

とても よかったです♪

大切につくられた と わかる 本です


と、まだ 頁を開いていない方もいると思いますので、具体的な感想というより 全体的な感想にしてみました。


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夏瞳 詩集『灑涙雨』

・佐治晴夫先生
http://greenz.jp/2014/03/13/haruosaji/

http://himaemi.blog.jp/interviewwithharuosaji.html

•夏瞳
http://ww2.tiki.ne.jp/~natuhitomi/natsubook.htm

発行所:如月出版
編集•制作:Editorial Airplane

表装写真/提供  酒井豊三郎 相田吉昭(宇都宮大学)


彼女の そのままの言葉と表装の放散虫写真は
とても よい組み合わせ、対比だなと感じた。


読み終えてから カバーを外してみました。
白く
綺麗です♪