Fate/ オリジン -2ページ目

celeste サーヴァント?

最近、困っている事…

「セイバー、いつまでもぐうたらしない!」
優の英霊と言われる、私のサーヴァント…
その正体は、『戦闘以外』では、全くと言って良い程に役立たずな…
「何を言う…適度な休息と鍛練は武士の努めだ」
その割には、『休息』ばかり…
鍛練は、いつしているのか…
突っ込むところが多過ぎて、私は頭を抱えてしまった
「買い出しに行って来るね…」
咲が、その場を去ろうとすると…
「嫌だ…」
寝転がったまま、セイバーが足にしがみつき、一向に離れようとしない
「ちょっとセイバー、離してってば…」
足を一心不乱に動かしても、セイバーは全く動じない
「じゃあ、一緒に買い出しに行こう」
「それは、もっと嫌だ」
咲が譲歩しても、この有様で…
「ずっと、このままが良い」
この台詞に、流石の咲も怒りを堪える事が出来なかった…!
「セイバー、今日からお酒抜き!」
すかさず、咲の足を離したセイバーだが、咲の怒りは収まらず、数日間の禁酒が待っていた

celeste ???

どれくらい旅を続けてきたであろう
長過ぎる道程と、動かない時間
それは、発狂しそうな程に自分を蝕んでいく
知識を追求するが故、それを魅入られた
自由に生きる事も、そして死ぬ権利も剥奪され、ただ廃人の様に命令を遂行するだけ…
「もはや、聖杯に縋るしかないな…」
感づかれない様に、阻止されぬ様に、自分はそこへと跳んだ
ただ、聖杯を手にする為に…

celeste ニコル・オールドマン

血統を重視して、その為だけに繰り返される血族結婚…
それは、魔術回路を持たない人間を生み出す様になってしまった
「ニコル、頑張るのよ」
お母様は、ボクと言う、存在を生み出す為だけに、アインツベルンに協力を求めた
その結果がボクで、来るべき聖杯戦争に参加するのは当然だった
「ボクは、普通が良かったな」
ボクが死んでも、兄弟はいる…
魔術回路の欠陥も何とかなるだろう
だから、ボクは…
ボクの運命は玩具でしかない…
「ボクは、ボクらしく、自由になりたい」
聖杯に望む事は、既に決まっている
だから、絶対に負けたりしない