別に寂しいってわけじゃないんだ
構ってほしいなんて言える訳ないんだ
ただちょっと、一人でいるのが嫌なだけで
欲を言えば、いつも隣に君がいれば・・・なんて考えちゃったりするけど
隣に君がいると、どうにかして遠ざけようとする
「お前がいなくたって困らないから」
君が僕に優しくする度、冷たくあたってしまう
「僕に構うな馬鹿」
それでも君は、僕に優しくしてくれる
「嬉しくない」
構ってほしくて
本当は辛くて
珍しく優しくされて
嬉しくて仕方ないのに
どんなに君が好きでも
「ありがとう」もいえず
弱音を吐いていいと言われても
「苦しい」とか
「怖い」とか
「痛い」だとか
ましてや
「助けて」なんて
「甘えさせて」なんて
言えるわけない
泣くこともできない
素直に言えない自分の弱さに
想いを伝えられない自分に
感情を表せない自分に
呆れるしかない毎日
またいつか
まだ小さかったあの頃みたいに
普通に笑える日は
素直に泣ける日は
来るのかな