岐阜県美術館にて10月28日まで開催中の
「マルク・シャガール―愛をめぐる追想」

20世紀前半のパリやロシアで前衛芸術の洗礼を受けながら
理論や主義主張を超越し独自の世界を展開したマルク・シャガールMarc Chagall(1887~1985)。
ロシアの貧しいユダヤ人の家庭に生まれたシャガールは
幼いころから画家に憧れ
美術学校を経て1910年にフランスへ渡りました。
第二次世界大戦中はヨーロッパを離れアメリカに亡命。
そして愛妻のベラ(ベラ・ローゼンフェルト)が亡くなるなど人生の辛い時期を乗り越え
1948年に再びフランスに戻ってきました。
シャガールは、コード・ダジュールで2番目の妻ヴァレンチアと結婚し
第二の人生をスタートさせます。
とても長生きしたんですね~
亡くなるまで作品を描いていて作品は3万点とも言われているそうです。
マルク・シャガールは
妻ベラを一途に敬愛していて
ベラへの愛や結婚をテーマとした作品が多く別名「愛の画家」と呼ばれています。
この
「マルク・シャガール―愛をめぐる追想」では
日本初公開や国内の名品、版画など約100点を通じて
シャガールが描いた男女の愛、郷土への愛、家族間の愛、普遍的な人間愛など
様々な愛の表現を探ります。
独特の色使いや人が浮き出ているような~飛んでいるような姿が目立ち
シャガールブルーの中に
愛を表現している赤が浮き出ています。
なんだか暗い辛い人生の中に愛だけを追求しているような印象を受けました。
その絵の中に墨で描いたような聖書を描いた絵画が展示されてましたが
本田宗一郎さんがパリでシャガールに会いに行ったときに
日本からのお土産の毛筆、墨、硯の一式をプレゼントしたというお話があるので
日本からの画材で~って思ってしまいました。
今ならフランスのシャガール美術館にお出かけしなくても
岐阜県美術館でシャガールの想いに出会うことができますよ~

そして岐阜県美術館~紅葉が始まりつつありました。

秋の美術鑑賞に~そして秋を感じに庭園を散歩するのもいいですね


美術鑑賞に お散歩~秋を満喫できますよ~

そして~美術館の中には カフェレストランもあります^~^

絵画の鑑賞のあとにsweetsも嬉しいですよね~^~^

モーニングもあるようです~^~^

日常の時間の流れをちょっと変えるのに美術館~いいですよね
「マルク・シャガール―愛をめぐる追想」
9月5日(水曜)から10月28日(日曜)
一般 1,200円(1,100円)/大学生 1,000円(900円)/高校生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
※前売りは上記個人料金から200円引
( )内は20名以上の団体料金
※前売りは上記個人料金から200円引
岐阜県美術館
岐阜市宇佐4‐1‐22
TEL:058-271-1313
駐車場 あります。