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【緊急】夏休み前に提出、子どもたちへの新型コロナワクチン接種の停止を求めます。

 

 

掲題に戻りまして・・・

 冒頭、NBSから薄氷を踏む思いで準備を進めてきたとご挨拶がありましたが、観客側も「本当に開催されるのかしら?」と不安を抱えていたのでジーンと来るものがありました。

 

 

 

 開催が決定されてからも何度もキャストが変わり、文化庁の協力で観察期間の緩和があったものの、出演者側もとても不利な環境での来日、パフォーマンスだったとお察しいたします。世界バレエフェスティバルを観るのは2009年からで、あれっ!?ってプログラムもありましたが、それは悪条件の中での最大限の工夫と選択だったとお察しいたします。

 

 不要不急のバレエ、、、なんて強がっていたものの、やっぱり飢えていたんだって実感したのでしょうか?

 

それでは以下備忘録。

 

オニール八菜、マチアス・エイマン
「ゼンツァーノの花祭り」 *
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:エドヴァルド・ヘルステッド

 

 

若くフレッシュなオニール八菜にふさわしく、珍コロ騒動の中に春の陽気を降りかけてくれました。マチエス・エイマンも正統派THE ヨーロピアン!!ペアの喜びはそのまま客席の喜びとなって満たされました。

 

オリガ・スミルノワ、ウラジーミル・シクリャローフ
「ロミオとジュリエット」より第1幕の“パ・ド・ドゥ”
振付:レオニード・ラヴロフスキー 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

 

 

 

 

オリガ・スミルノワといえば、セルゲイ・フィーリン硫酸襲撃事件の時、原因となったキャスティングふにゃらら、マラーホフの贈り物で魅せてくれた黒鳥が印象的ですが、オディールなんてレパートリーのただ1種さとばかり一途で可憐な13歳のジュリエットまんまでした。ウラジーミル・シクリャロフはとてもノーブルでもっとサポートに長けて、逆にサポートが目立ってもったいないような気がしなくもありません。

 

菅井円加、アレクサンドル・トルーシュ
「パーシスタント・パースウェイジョン」 *
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

 

 

アレクサンドル・トルーシュがややずんぐりむっくりなのに面食らいましたが、ノイマイヤーならではの表現力(なんか知ったかぶりな私。笑)、どこで音を取るんだ?の一致間に再び面食らいました。菅井円加は、ローザンヌの時からなので叔母のような気分。ご近所ということもあり噂もありあり、艱難辛苦を乗り越え大躍進の姿に感無量・・・。

 

ダンサーって超自己肯定か否か両極端!菅井円香は後者の模様。

 



 

 

ドロテ・ジルベール、フリーデマン・フォーゲル
「オネーギン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー

 

ユーゴ・マルシャン来られなくなっちゃった!?急遽のパートナー変更だったようです。フリーデマン・フォーゲルはちょい転倒しちゃいましたが、不利な状況でもかなり頑張っていたと思います。ドロテ・ジルベールもパリオペの看板を背負っているだけあって安定していました。

 

 

 

日本語版はあかし出版から出ています → 

「エトワール」ドロテ・ジルベール 著

 

 

 

続きます。