大チャンスと大御厚意が合致し突如、上野にGo
しかも4列目だったのでダンサー達の魂を近くで感じることができ天にも昇る思い!!!
マラーホフの調子がおもわしくないのは昨年のバレフェスから有名ですし、左ふくらはぎに違和感があるためプログラムも変更されましたが身体をあまり使わずに魂で表現する様に感動いたしました。
華やかさやテクニックを極めつくしたからこそ侘・寂の境地へ転換したのだと思います。
以下、鑑賞メモでも魂、魂としつこいですがまさしく魂の炎から来る熱に触れたかのような錯覚がし、まだ余韻が消えません。
同公演を見た井脇幸恵さんもなぜか使命感に燃えているとツイっていましたが、私もいただいたエネルギーを何かに使いたくて活動モードですw
<マラーホフの贈り物 ファイナル!> Aプロ
「白鳥の湖」第2幕より
振付:レフ・イワーノフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
オリガ・スミルノワ、ウラジーミル・マラーホフ
東京バレエ団
オープニングに相応しく青白き幽玄美、禁断の世界、The BalletなBalletへ誘ってくれました。
オリガは登場から女王の誉れ高く、優美でありながら強さを合わせ持ったオデット
東バのコールドと身長、細さは変わらないのに‘骨’に違いが出ていると思いました。
(でも東バの皆さま、大きな白鳥や4羽も素敵でしたよ。)
マラーホフはサポートに徹す
NBSのFBPがうまく貼れないので写真をお借りしました。
「トゥー・タイムス・トゥー」
振付:ラッセル・マリファント 音楽:アンディ・カウトン
ルシア・ラカッラ、マーロン・ディノ
徹底的に削ぎ落とされたようで熱いっ!!限られた中で動く様もThe 魂!!
肉体の限りを尽くした動き、人間の持つ見えない深さを表現したような作品でした。
後ほど、ツイでダニエル・プロイエットが踊っているのを見ましたが
畳一畳分での躍動、音と別世界のようで呼応している不思議。。。
深くて深くて分かりません。→ http://youtu.be/F1VHuwPG2eE
「ギルティー」
振付:エドワード・クルグ 音楽:フレデリック・ショパン
マライン・ラドメーカー
目がハートになるゥサラサラ金髪、美しや~
カンフーのような動き、滑稽な動きや逝ってる痙攣、ユニークなポーズ、何をやってもノーブル♪
しかし基本を極めつくし、テクニックを己の中で発酵させているからこそ決まるのでしょう。
涼しい表情で憎らしいいわあぁああぁあああっ
「ラ・ペリ」
振付:ウラジーミル・マラーホフ 音楽:ヨハン・ブルグミュラー
吉岡美佳、ウラジーミル・マラーホフ
衣装がかなりマラーホフの体重増を強調してしまっていました
吉岡美佳さんの洗濯板のような腹筋に目が釘付け!
動きはしなやかなのに。。。まさしく優雅に浮かぶ白鳥の足は水面下で必死のパッチなのですね。
マラーホフはサポートに徹す
愛・愛・愛が溢れていました。
「海賊」より奴隷のパ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:コンスタンティン・フリードリヒ・ペーター
ヤーナ・サレンコ、ディヌ・タマズラカル
初心者でもよくやるトンベ⇒パドブレ⇒グリサード⇒グランパディシャ×3があまりにも軽やかで良いイメトレになりましたwww録音ゆえか動きに抑制もみられましたが、限られた中でダイナミック+的確でした。
実は、発表会に出た際、すべての持ち物に名入れを義務付けられていたのですが油性マジックであらゆる持ち物にヤーナ・サレンコかタマラ・ロホと記していました。もし楽屋に忘れ物をしたらサレンコと呼ばれることを変態妄想してwwww
【 休 憩 】
「シンデレラ」
振付:ウラジーミル・マラーホフ 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
ヤーナ・サレンコ、ウラジーミル・マラーホフ
まさしくサレンコ様は可憐で愛くるしく小鳥のようで音符のようでお人形のよう!!
途中、リフトで落とされちゃいましたがうまくすべって(?)つないでいました。
マラーホフはサポートに徹す
「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:ベンジャミン・ブリテン
マリア・アイシュヴァルト、マライン・ラドメーカー
所属バレエ団の事情によりなんと到着したその日に本番っ!!
プロ魂恐るべし
フライトの疲れなど微塵も出していませんでした。
魂、、、魂の成せる業!!魂の音!魂の舞!!
到着の様子⇒ https://twitter.com/NBS_japan/status/336669983973179393
「レ・ブルジョワ」
振付:ヴェン・ファン・コーウェンベルク 音楽:ジャック・ブレル
ディヌ・タマズラカル
酔っ払ってだらしない設定なのにイケメン過ぎるから♪
ところどころのプルアップが完璧だから
よろけた技の中に回転が安定しているから、、、惚れちゃう
「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フレデリック・ショパン
ルシア・ラカッラ、マーロン・ディノ
‘病’の差し込みが逸脱!!卑しい身分の不可抗力。。。。
なんか思い起こすだけで涙が出そう
貪るように求めあう。。。無条件。。無償の愛。。貴方のためだったら地獄も怖くない
「白鳥の湖」より"黒鳥のパ・ド・ドゥ"
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
オリガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン
オリガは白鳥より黒鳥向きかも。。。グランフェッテは途中で落ちたものの、それ以外は悪・悪・悪が放つ「行ってはいけないけど、逝きたい世界」甘美で禁断な・・・あぁ
そりゃ王子もイカれるさあ
参考記事:<マラーホフの贈り物>いまボリショイでひときわ輝く若手-スミルノワ&チュージン
「瀕死の白鳥」
振付:マウロ・デ・キャンディア 音楽:カミーユ・サン=サーンス
ウラジーミル・マラーホフ
美しすぎるアームスでした。まるでゴムのよう!!
魂が燃え尽きる最期の灯をあますところなく使って土に還っていったように感じました。
プロフェッショナル、賭して、賭して、命のすべてを賭したマラーホフ
神、、、神を見たような気がしました。
ピアノ:菊池洋子 (「ギルティー」、「椿姫」)
※音楽は特別録音によるテープを使用します。(「ギルティー」、「椿姫」のみピアノ伴奏)
◆上演時間
第1部 18:30 - 19:35
休憩 35分
第2部 20:00 - 21:00
ありがとう、ありがとう、ありがとうございます!!
終演後、カーテンの背後から歓声が聞こえましたが、こんな記念写真を撮っていた模様です。
(Twitterより写真をお借りしました。)
マラーホフのお腹を含めてもLove!Love!Love!
サイン付きプログラム&4列目!!ほぼ真ん中のチケット
![チケット](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/239.gif)
超弱視なのでオペラグラスを使いましたが、かなり近かったです
お宜しければ、FACE BOOK↓↓のページもご覧くださいませ
https://www.facebook.com/shoshinshaotonaballet
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