〈注意:汚い部屋をきれいにしたと言うお片付けブログではありません。すこぶるとっ散らかった風景が出てきますが、あまり意識なさらぬように留意願いたし。〉

昨年、長男が独立して家を出て行ったので、しばらくその部屋を物置代わりに便利に使っていました。そしてゆっくり徐々に不要になった机やパソコンデスクなどを捨てていけば良いやと考えていたのでした。

ところがその二つの机を見ていたら、急に閃いて、私の仕事部屋にすることにしたのです。
ひとたび物置にしていた部屋を片付けるのは少々大変でしたが、最低限の所までは片づけて仕事部屋として機能させられるところまで行きました。

しかし机と言うものは不思議なもので、そこに座るとなんとなくいろいろな事を考える事が出来るような落ち着いた気分になってくるものだなと、久しぶりに思っていた今日この頃です。

なんたってそれまでの私は、ダイニングのテーブルの横に私のPCや棚を置き、そこが私の部屋ならぬマイコーナーを持つのが関の山。
と言いましても、家全体が私の部屋のようなものなので、主婦は自分の部屋も持てないのよブツブツみたいにいじける必要はないのですがー。

だけれど、
― ああ、落ち着く♪
私は、ちょっぴりと嬉しかったのです。


ところがーーーー!!!
そう思っていたやつが、もう一人…と言うか一匹、いたのだった、我が家は。

お仕事後は、ちょっと嵐の後のように散らかる事多し。
片づけに部屋に行ってみると・・・・



また違う時、



また別の時、



せっかく気持ちよさそうなので、部屋に行って、もも吉がそこに居ると、なぜか遠慮して、すごすごと帰って来てしまう私。



ずっと片付きません。
と言うか、ずっともも吉、居座ってます。



だけれどここは本来の目的のためにも使用しないわけにはいきません。
彼女のせい〈?〉で片付かなかったものを、片方の机に積んで置きましたら、そこを歩いてまた所定の場所に来ようとするので、それは阻止。

だけれど猫はしつこい生き物なのですよね。



無理やり、ここ。

斜めっていますわよ。
そんな無理なさらなくても。



「だってラッタ兄ちゃんのお部屋、空いたから、この部屋、私貰っても良いよね、ママ。」

って、猫が言うはずはないんだけれどね。


さっきまでリビングにいたもも吉の姿が見えなくて、「つい」と言うか「とうとう」と言うか

「ももは自分の部屋に帰ったのね。」と言ってしまった私。


そして夜になると、ルート君〈息子ね〉はルート君の部屋に、もも吉はもも吉の部屋に行き、私は各自の部屋に「オヤスミ」の挨拶をしに行くと言うのが、最近の日課になってしまいました。


そしてワタクシは、仕舞い忘れたきゅうりの漬物が出っぱなしのダイニングテーブルの横で、以前と変わらないままパソコンを打っているのでした(ノД`)・゜・。