初めに「目覚まし時計」で、もし返品しなかったら?と考えたネタです。同じくくだらないので、勇気のあるかたはどうぞ


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「最上さん、起きて?朝だよ?」

う…ん…もうちょっと…。

「ダメだよ、最上さん。起きないと。」

まだ…眠い…の。

「ほら、起きて?それとも、別の方法で起こしほしいのかな…?」

別の方法…?もう、その手には乗らないんだから…だって、これは…。

「…いい加減にしないと、本当にするよ…?」

だから…もう、その手には…。

そう思ったら、おでこに何か柔らかいものが当たる。

なに…?これ…。

「起きないと…今度は口にするよ…?」

頭を撫でられている気がする。

私の唇にツーとなぞるように触られ…へ!?な、なぞ!?

「あ…起きたね?残念。」

つ…つつつ、敦賀さん!?

目覚まし時計だと思ってたら、本物がいらっしゃいました…。

しかも残念ってなんですか!?

「言葉通りだよ?起きなければ、君にキスできたのに。」

ななななななな!?

「それとも…やっぱりしてほしい…?」

夜の帝王~~~~!!!!!!!!

け、結構ですぅうううううう!!!!

「あはは。冗談だから。さて、行こうか?…セツ。」

…!!

「ええ、兄さん。」

こうして、またヒール兄妹の一日が始まる…。


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おまけ

もし、蓮がキョーコボイスの目覚ましを手に入れたら。

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「敦賀さん、朝ですよ?起きてください。」

最上さん…ああ…いい夢だな…。

「敦賀さん、起きてくださいってば。」

起きたいけど、いつまでも君の声を聞きたいな…。

「も~、敦賀さんってば!!」

今日も最上さんは可愛いな…。

「敦賀さん…?」






「で…寝坊したと?」

はい…その通りです、社さん…。

「気持ちは分かるけどさ、これで何回目かわかってるか?」

12回目です…すみません…。

「仕事には遅刻してないからいいけどさ…。」

それが唯一、救いだとだと思ってます…。

「これはマネージャーからの命令だ。目覚まし変えろ。」

でも…最上さんにおこされるの捨てがたいんです…。

「だったら、さっさと本人を落として、毎朝起こしてもらえよっ。」

すみません…ヘタレで…

「あ~。まあ、じゃあ行くか…。」

はい…。

こうして俺と社さんは仕事に向かうのだった…。


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あとがき

すいません、再び出来心でございます!楽しくて楽しくて!!目覚ましネタ楽しすぎる…!

ちなみに、実際蓮がいて、この目覚ましがあったら、私もガバッと起きます。多分(笑)変なとこウブなので。

それではノシ


ローズ