この小説はユンまんま様のブログ「kasimamiさんのブログ」とのコラボ小説です。


愛は永遠に 番外編 最終回

「…あ。12時、過ぎた…。」

貴島がキョーコたちから去ったあと、彼女たちは、社やローリィを含め、食事を楽しんでいた。

そんなことをしているうちに、24日から25日に日付は変わった。

「…キョーコ。」

肩を抱いていた久遠が彼女を呼び、

「お誕生日おめでとう。」

11本あるクィーイン・ローザを渡す。

それをみて、キョーコは嬉しそうに微笑んで、

「ありがとう…。」
受け取る。バラはキョーコの誕生日ごとに増えていた。だから、このバラは二人が一緒にいた証でもある。

するとだ。

「…!!」

無数のクラッカーの音が響き、

「キョーコちゃん、お誕生日おめでとう!」
「お誕生日おめでとう!お姉さま!」
「おめでとうございます、京子さん!」
社、マリア、千織が拍手して、お祝いの言葉をいい、

「お誕生日おめでとう、キョーコ。」

微笑んで奏江がいう。

「モー子さん…っ。」

感動するキョーコ。
「で、キョーコちゃんコレ、プレゼントね。まあ、マグカップなんだけど…。」
「お姉さま!私のはこれよ!マリア特製、のろい人形!呪いたい人の髪をいれて呪ってね!」
「私からはこれです。ただのノートですけど、嫌な奴がいたらこれで、毒づいてくださいね。」

それぞれキョーコにプレゼントを渡す三人。

その後、クーやジュリエナからはドレスを送られ、奏江からは、彼女が好きそうな小物、だるまやの夫婦からは着物、ローリィからは巨大なケーキをもらった。
「ママ!」
「母さん!」

そして最後に双子がキョーコの前に出てきて、

「「せーの!お誕生日おめでとう!」」
二人はプレゼントを差し出した。実はこれがジュリエナが子供たちから預かっていたものだ。

カレンのは手作りのビーズアクセサリー、トワのは白いバラ1本と中にカードが入っていた…。




あとがき

入りきらないので、ここできります。