池上彰氏が教育関係の話を特集していたので見た。
池上彰氏の番組は内容が希薄で
見ていて5分もすると頭痛がするものが多いのだが根性で見た。
すると今回の内容も期待を裏切らないものだった。
2000年2003年2006年2009年2012年の
PISAの学力検査を元に
ゆとり教育と学力低下に相関が無いと言った趣旨の番組だった。
2000年と2003年を比較して日本の順位が下がっているのは
学力の高い国が学力検査に参加したから日本の順位が相対的に下がったと
主張していた。
しかしそのように主張するなら新たに参加した国々を除いて日本の順位が
どのように変化するか明示すれば良いのにそうしたグラフは示されなかった。
私自身そのような国々を除いて日本の順位がどのように変化したかざっと見てみたが
そのような国々を除いても日本の順位は下がったものだった。
ざっとしか見ていないのだが私が正確に一々データをまとめなくてはならないとなると本
当に面倒くさい。
もっと簡単な方法でざっと見当がつくデータがある。
PISAの加盟国の平均点と日本の平均点の推移を見ればよい。
各年度加盟国全体の平均点は500点プラスマイナス5点以内に収まっている。
一方日本の得点は
2000年 読解力522点 数学的リテラシー557点 科学的リテラシー550点 
2003年 読解力498点 数学的リテラシー534点 科学的リテラシー548点
2006年 読解力498点 数学的リテラシー523点 科学的リテラシー531点
2009年 読解力520点 数学的リテラシー529点 科学的リテラシー539点
2012年 読解力538点 数学的リテラシー536点 科学的リテラシー547点
参加国全ての平均点が毎年およそ500点なので
2003年、2006年の日本の得点が2000年に比べて大きく低下しているのがはっきり分かる。
また池上彰氏が主張していた
ゆとり教育をやめたからといってすぐに学力が上昇するわけではないといった主張も
まったく根拠がわからない。
中学生~高校生くらいの若者が必死に勉強すれば一年で見違えるように学力が向上する例を
私はしょっちゅう教育現場で見ているので。
またPISAの問題は数学的リッテラシーの問題を見てみたのだが
普通の数学の文章題である。
偏差値が60くらいの生徒なら楽勝で解ける内容だろう。
詰め込み教育で十分対応できる内容だと思う。
教育関係の番組は私が指導したいと強く思う。

今も少しずつ勉強しています。
見越し能力、洞察力、事理弁識能力が
少しずつ向上しているように思います。
知識も増えて来ました。
知識を増やすにはコツがあります。
一度覚えても忘れてしまうことが結構あります。
これは多少仕方のないことなのでは
ないでしょうか。
要は忘れる以上に覚えてしまえばよいのです。
知力に関しては少し手ごたえを感じているのですが
しかし最近体力が衰えて来ました。
筋トレも頑張っていまして、
アスリートっぽい外見になって来たのですが
良くなったのは外見だけです。
柔軟性を増そうと頑張れば
知らない間に瞬発力が低下し、
瞬発力を向上させようと頑張っていると
持久力が低下するといった具合に
体力の全てを向上させるのが
困難になって来ました。
いつまでも20代の
体力をキープしていたいのですが
難しいです。
伝統的な学習方法について述べる。
門前の小僧習わぬ経を読むという。
繰り返し繰り返し聞いていれば
それだけで覚えてしまうことが多い。
これはただ聞くだけの学習だ。
過去日本の漢文教育は高い水準にあったが
これの学習方法も多くの場合、
ただ、声に出して読むだけだったのだろうと思う。
実際に声に出して読むことが高い学習効果をもたらすということが
盛んに報道されていた時期があった。
これはただ読むだけによる学習だ。
我々が日常的に使用している漢字の習得については
どうか。
これは頭で覚えようとするよりも
手で覚える方が良い。
我々は日常的に文章を書くとき
自然と漢字を書いている場合が多い。
漢字を思い出すとき手を動かして
書いてみると思いだせる場合が多いだろう。
おそらく漢字を書くときは運動に関連した
情報処理系が賦活しているのだろう。
反対に漢字を覚える時も頭で考えるという
意識よりも手で覚えるといった意識の方が良い。
教科書をただ写すだけというのも
有力な学習方法だ。
これはただ書くだけによる学習だ。
これらはどれも地味な学習方法だ。
そしてこうした地味な学習が
基礎学力に結び付いているのだろうと思う。
それで過去、我々日本の教育水準は高い水準にあった。
現在なぜこうした伝統的な教育方法が推奨されないのか
不思議でならない。
思い出してみると
一時期「ゆとり教育」なるものに誘導されて
教育現場は大混乱した。
誤った情報がどのように発信され
どのように社会を誤導していくのか少し
興味がある。
個人的には(いつも主観に満ちた文章を書いているが)
伝統的な教育方法の復権を望む。