⚠️霧雨家シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください⚠️


この記事は、Twitterにてツイートした「吸血鬼すぐ死ぬと同じルートがあったら?」を深掘りし解釈を広めた記事となっております。

それ故に色々と至らないところもありますが、ご了承ください。


​『霧雨家シリーズ』本編 

・世界観としては、正史世界の朝灯市を舞台に次元転送された11人の少年(青年)と少女が元いた世界に戻る為に奔走する物語となっている。

・記憶喪失ながら、次元転移した人々から(霧雨家一期生)の要望と桐山財団総帥を務めている桐山敦からの依頼により「チーム霧雨家」のリーダーを務める。

・チームリーダー任命と同時に威勢の良い返事をしているため、覚悟は決まっていると予想される。

・しかし反面でシリーズ第五話「コンプレックス」では桐山財団関係者の美里に「唯一心配なのはリーダーの霧雨だな」と心配されている。

・合同鍛錬編開始直後、他のメンバーよりも明らかにふらふらと歩いていたためにネロ・アッキレに気に掛けられており、体は弱いらしい。

・唯一、心情が描かれる事が少なく「何を考えているのか」が不明


​『霧雨家シリーズ』嘘予告 

・世界観としては本編で桐山財団に保護されず(保護された者も居たが、監禁され実験台にされかける)霧雨家メンバーそれぞれが迫害され、反抗し朝灯市に侵攻する物語。

・記憶喪失ではあるものの次元転送された人々を救出しまとめ上げ、チームとして結成する。

・本編では「朝灯市の人々を護る事」をモットーに結成されたチームなのに対して、嘘予告では「次元転送された仲間を護るため」と言った霧雨の一方的なエゴイズムで結成されている。

・「嘘予告」と呼ばれているが、殆どの設定は「本編」をベースにしている。

・ただ、差異もあり「本編」では「人と街を護るチームの為、殺人はしない」のに対して「嘘予告」では「チームメンバーを護る為なら、殺人も躊躇しない」と信条が大きく変わっている。


​『霧雨家シリーズ』Δ 

・世界観としては、霧雨家メンバーと桐山財団の立場が逆転した世界。

・役割としては、霧雨家→霧雨を総帥とした霧雨財団が後の桐山家となるメンバーを保護、桐山敦の中にあるリーダーシップを見込んで彼をリーダーに置いた「チーム桐山家」を組織し朝灯市の守護者となることを依頼する。

桐山財団→何者かに次元転送され霧雨財団に保護される、その後多次元から正史世界に次元転送された他の人物達と協力し、元いた世界に戻るために霧雨財団と結託し朝灯市の守護者になることを決断する。

・能力に関して、桐山財団特有の能力や霧雨家メンバーの一部キャラが所有している能力は役割逆転の影響は受けずに継続される、故に種族的にも特殊な玲音やネロ・アッキレに関しても種族が変わることはなく「本編」に準えている。

・「嘘予告」と同様に「Δ」も「本編」をベースとしているが、コチラも現時点では三つの差異があり。

1.「一期生と二期生」の撤廃

2.あくまでも霧雨財団が組織した特殊部隊の一つであること。(霧雨家は桐山財団が支援している自警団と公にされている)

・3つ目、この世界の霧雨は「本編」「嘘予告」とは少し違い記憶喪失では無いものの20年分の過去の記憶が欠けている、しかし役割逆転の影響を受けており戦闘面に関しては「本編」と比べるとそこそこ強い。


​『霧雨家シリーズ』反転 

・世界観としては、朝灯市を中心に世界を支配しようとする桐山財団と多次元の征服を行い正史世界に流れ着いた霧雨家の全面戦争である。

・「嘘予告」と同じ点、違う点

①共通点

・殺人を躊躇せずに、当然のように人殺しを行う。

・霧雨家メンバーそれぞれが、元いた世界にて迫害を受けていた。

・経緯は違えど(正史世界の)朝灯市に侵攻している。


②相違点

・霧雨は記憶を喪う事なく特殊能力に目覚めている。

・その他のメンバーも「本編」では何かを喪っているが「反転」により「何も喪っていない」ことになっている。

・桐山財団が朝灯市民のことを優先に考えず自身の組織の事だけを考えている。


・役割としては、霧雨家も桐山財団も「悪側」についており桐山財団の役職は「本編」と変わっていないが、やっていることは「嘘予告」の時よりも酷いものである。

・尚、霧雨家もやっていることは酷いが「不要な血は流させない」(目的のために必要な人物だけ始末できれば構わない考え)

・ちなみに、霧雨の能力は初期設定にもあった能力だが今は明かせない。


いかがだったでしょうか、若干のグロテスクなエピソードも含めましたが「吸血鬼すぐ死ぬ」におけるルートを「霧雨家シリーズ」に当ててみると意外な感じになりましたね。

ちなみにタイトルに『霧雨編』と書きましたが殆ど霧雨のことに触れることなく終わってしまいましたね。


さてどうしたものかと考えましたがどうにもならないので、また同じ様なことを企画したら書き出してみましょう(その時は事細かく)


最後に6月も終わってしまいますし記念日も過ぎてしまいましたが、最新七話・八話を6月15日に公開いたしました。


来年はTwitter、アメブロ、Pixivとでご報告ができたらと思います。

悲愛でした。