有楽椿（うらくつばき）

もう時期は過ぎたが、我が家に一本だけある。

短歌を作ろう

そう思った時は、私の作り方はこうだ。

・・というのは、いつの間にかできたルーティンで

まず、パソコンの前に座る。

ピクチュアのアプリを開き、（携帯から持ってくることも多々あるが・・。）画像を選んで一枚ここに貼る。

そして頭に浮かぶよしなしごとを短歌にしていくのだ。

2023-3-27 短歌　よしなしごと　　１３首

初恋の味に似ている早朝のクラシックタイムショパンの音色

ケベックって城塞のある街だったわねシャルルはショパンをひたすらに弾く

　　　シャルル・リシャール・アムランというケベック出身の若きピアニストのショパンを早朝のクラシック倶楽部で聴く。

冬虫が春虫に変わり鳴き騒ぐ我がうちにある耳鳴りの虫

　　　多分、夏虫も秋虫も健在なのだ。

世の中は理屈の通らぬこともある動かせぬもの人の道理よ

折り合いをどこでつければいいのだろう私の中の岐路を探せり

ステージに立つ日の近し若き人赤いドレスの試着を見ている

ひと時の異次元体験試着室ドレスの彼女の笑顔が弾ける

ハイヒール履いてドレスの裾を決め待ち針を打つ流れを見ている

香り立つセロリを茹でて白和えにすれば旨しも三皿に分ける

　　　３人家族

珍しくて美味しい酒が飲みたいわマスターの作る焼酎ロック

　　　珍しい焼酎の蘊蓄を聞くのもいい。

焼酎バー晩酌のうんちくを書く人とめぐり逢う夜の不思議を思う

　　　また独り二次会を楽しんだのでした。

醍醐味は独りに限るカウンターキウリの丸漬けが何とも奇妙

歌いたい曲を選んで打ち込んでマイクを持てば岩崎宏美

2023/03/17 最近のこと 有楽椿