外国語を学ぶなら、

とりあえず、

英語。

だと思うが、

 

なんとなく私は、

外国人を見ると、

だれかれ構わず英語。

というのは、

なんか違う気が、

していたので、

 

子どもには、

英語以外の言葉もたくさんある。

ということを、

まず、

知ってもらいたいと思った。

 

夏休みと、

春休みに、

子ども向けの外国語講座を

開いてくれるところがあって、

 

英語と、

英語以外の言語を一つ、

毎回企画してくれたので、

楽しく通わせていただいた。

 

英語はいつも、

募集と同時に満席で、

抽選式。

 

英語以外の外国語の講座は、

たまに定員割れ。

数人オーバーしたくらいなら、

全て受け入れてくれて、

申し込んで行けなかったことはなく、

 

自然と、

 

英語以外の言語の講座の、

常連になった。

 

中国語

韓国語

スペイン語

ブラジルポルトガル語

 

オリンピックなどに合わせて、

言語を考えてくれているようだった。

 

毎回3日連続で、

何シーズンか、

同じ言語が続くこともある。

 

講座は、

あいさつと数と、

簡単な単語を、

覚えつつ。

 

それぞれの国の文化の紹介も含めて、

歌やゲームなどを取り入れて、

全く知らない子にも、

取り組みやすいように、

工夫されていた。

 

3日目には、

なんとなくあいさつと、

自己紹介を、

言えるくらいになる。

 

そして、

次のシーズン。

 

初めての子と、

何回目かの子が混ざるので、

 

基本は変わらず、

切り口を変えてくれる。

 

久々ながら、

ああそうだった。

と、

1から思い出しながら、また、

自己紹介くらいはできるようになる。

 

そんな感じ。

 

気軽に異文化に触れられる、

またとない機会になった。

 

 

つい先日。

子どもの1人が、

 

なんの前触れもなく、

流暢に、

あいさつと、

自己紹介と、

よろしくお願いします。

の一連の流れを口にして、

 

うわっ!

何年も前なのに覚えてる!!

 

って、

我が家で大騒ぎになった。

 

そこから、

それぞれが、

覚えていることの話になり、

大いに盛り上がる。

 

言葉を通して、

少しだけ、

それぞれの国々が、

身近に感じられているみたいだった。

 

 

外国の方が、

一言でも日本語を覚えて、

使ってくれると、

なんとも言えず、

嬉しい気持ちになり、

親しみを感じるようになる。

 

お国の言葉というものには、

内容の理解を超えた、

相手を大切に思う気持ちを、

伝える力がそなわっている。

 

子どもたちには是非、

 

英語を、

意思疎通の接着剤として、

使いつつ、

 

話す相手のお国に合わせて、

言語や文化への、

興味を持って、

心の交流を図れるように、

なってくれたら良いな。

と思う。