もしかしたら危険な目に遭うかもしれなかった。
そんな彼女に対して、
「邪魔しないで」
と言い放つ彼氏。
鏡を見ると、彼に会うためにセットし直した髪と化粧の自分。
手元を見ると、朝から大事に運んだ重い毛布。
あまりにも自分が惨めで
外にいるにも関わらず、涙が出てきました。
仕事帰りにこんなおしゃれして、
あいつのためにこんな重いもの持って。
私、何やってんだろ。
なんでこんな気持ちにさせられなきゃいけないんだろ。
ちょうど目の前に彼の駅まで行く電車が来ました。
なんと私、この電車に
乗りました🚃
つづく。